【TCB炎上】他院の写真を無断使用?患者説明資料にライバル院の症例写真が…真相は?

美容外科業界で急成長を遂げるTCBが、患者説明資料にライバル院である品川美容外科の手術成功写真を無断で使用していた疑惑が浮上しました。一体どういうことなのでしょうか?週刊文春の取材によって明らかになった、TCBの“パクリ疑惑”の実態に迫ります。

急成長の裏で…元カウンセラーが告発

2014年創業、わずか8年9ヶ月で全国100院を達成した美容外科クリニックTCB。業界2位の座を確固たるものにしようとしていた矢先、驚くべき疑惑が浮上しました。なんと、患者説明資料にライバル院である品川美容外科の症例写真を無断で使用していたというのです。

元TCBカウンセラーの証言によると、幹部が社員に対し、他院の写真盗用を指示していたとのこと。さらに、TCBの社内システムには、品川美容外科の施術マニュアルやスタッフ写真など、本来アクセスできないはずの情報が保存されていたといいます。

TCB社内システムに品川美容外科の症例写真が?

週刊文春は、TCB社内システムの“証拠写真”を入手。そこには、品川美容外科のホームページと酷似したデザインのページが表示され、「フレックスノーズ」という品川美容外科が商標登録している施術名も確認できました。

URL欄には「picture_selection/shinagawa」の文字列が。TCBの社内システムであるにも関わらず、品川美容外科の症例写真が使用されているという、不可解な状態となっていたのです。

品川美容外科は「写真提供の事実はなく、許可もしていない」

週刊文春の取材に対し、品川美容外科側は「写真提供の事実はなく、許可もしていない」と回答。一方、TCB側は、事実確認を求める質問状への回答期限までに、何の回答も寄せられなかったといいます。

一体なぜ、このような事態が起きたのでしょうか?

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TCBは、これまでも、新入社員への一斉解雇や理不尽な罰金制度、患者への圧迫的な勧誘など、数々の問題が報じられてきました。今回の“パクリ疑惑”も、氷山の一角に過ぎないのかもしれません。

患者からの信頼を大きく損なう今回の事態。TCBは、今後どのように説明責任を果たしていくのでしょうか?今後の動向に注目が集まります。