経団連の十倉会長は22日の会見で、石破総理が掲げる「最低賃金2020年代に1500円」に対し、「達成不可能であれば混乱を招くだけ」と懸念を示した。
十倉会長は「経団連と連合が取り組んでいる賃上げは『運動論』だが、最低賃金は守らなければ罰則がある『法律』だ。最低賃金はチャレンジングであってもいいが達成不可能であれば混乱を招くだけ。そのため、政労使がよく話し合うべきで、乱暴な議論はすべきでないし相応しくない」と強調した。
石破政権は「最低賃金を2020年代に1500円」を掲げており、これに対して経済同友会は、さらに早い「3年以内の達成」を要望している。
(ABEMA NEWS)
ABEMA TIMES編集部