神戸と横浜、起業家向けプログラム開催 米組織と連携


 神戸市と横浜市はそれぞれ、米起業支援組織と連携して起業家向けの事業促進プログラムを実施する。スタートアップと呼ばれる創業初期のベンチャー企業の育成に手慣れた専門家が起業家と二人三脚で実現可能なものに磨き上げる。

 神戸市が米500スタートアップスと連携したプログラムは、コロナ禍におけるさまざまな社会課題の解決がテーマ。国内外のすべての起業家が対象でグループでの応募も可能。同日から7月17日まで専用サイトで応募を受け付ける。

 書類選考や面接などを経て絞られた約20チームが、9月7日から10月30日までの間、オンラインで事業計画を練り上げる。11月上旬にはベンチャーキャピタル(VC)の投資担当者らを集めた成果発表会を開く予定。

 一方、横浜市は米サンディエゴで3千社以上の支援を手掛けるコネクトと連携。ライフサイエンス(生命科学)分野がテーマ。市内に事業所を持つ中小企業もしくは市内で起業を考える満20歳以上なら応募できる。応募には事前に事務局(電話045・671・3495)へ問い合わせが必要で、7月8日までに応募書類を提出する。

 書類選考や面接で選ばれた4チームが9月1日から3カ月間、オンラインにより専門家の指導を受けながら事業計画を仕上げていく。



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