丸川珠代氏、選挙演説で涙の訴えも…田村淳や箕輪厚介氏ら著名人が痛烈批判「国民をなんだと思ってるのか」

10月27日投開票の衆院選に東京7区から立候補している自民党の丸川珠代氏が、街頭演説で涙ながらに支持を訴える姿が話題となっている。

丸川氏といえば、夫である大塚拓衆院議員とともに、政治資金収支報告書への不記載問題で自民党から戒告処分を受けた“裏金議員”として知られる。今回の衆院選では、党から公認は受けたものの、比例代表への重複立候補は認められなかった。そのため、議員活動を続けるには小選挙区での当選が必須となり、選挙戦はまさに背水の陣だ。

連日、街頭に立つ丸川氏は「小選挙区1本です」「どうかお助けください!」と声を絞り出し、涙を見せる場面も。しかし、この姿に有権者からは冷ややかな目が向けられているようだ。

タレントの田村淳(ロンドンブーツ1号2号)は、10月23日に自身のXで、名指しは避けつつも「選挙の時だけ、票をもらう時だけ、自分のことだけ…そんな人に議員をやってほしくない」と投稿。この投稿は1200万回以上閲覧され、大きな反響を呼んでいる。

著名人からも批判続出「税金払った上に助けなきゃいけないのか」

幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏も、丸川氏を批判するユーザーの投稿を引用する形で「なんで散々税金払った上にあなたを助けなきゃいけないんだよ。根本的になにか勘違いしてないか?」と自身のXに投稿。さらに「確か僕の選挙区だったから絶対に投票しない」と、怒りをあらわにした。

SNS上では、丸川氏の涙の訴えに対し、「国民が困って訴えてる時はスルーしたくせに」「自分の時だけお願いって都合良すぎる」「そもそも涙ながらに訴えたらなんとかなると自分は思ってるのに、国民から見ると、国民が困って訴えてる時はスルーしたくせに自分の時だけお願いって都合良すぎるやろ」「自分の私欲の為に人の情に訴え様とする方法は汚すぎる」「泣くやつがいたとしても、自民党に入れるくらいなら山本太郎に入れます。自民党はもう無理ゲーです!」など、厳しい声が相次いでいる。

裏金問題で“逆ギレ”の過去も…有権者の反応は?

政治資金収支報告書への不記載問題が発覚した当初、夫の大塚氏は「強い憤りを覚える」と“逆ギレ”とも取れる発言をしていた。選挙戦に入り、突如として涙の謝罪を始めた丸川氏に対し、「発覚した当初から謝るべき」「泣き落とし作戦は逆効果」と感じる有権者が多いのも当然だろう。

果たして、丸川氏の必死の訴えは有権者に届くのだろうか。10月27日の投開票日に注目が集まる。