2025年12月9日、62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま。誕生日当日に宮内庁が雅子さまの感想を文書で公表された。
【写真】雅子さまのエレガントなセットアップ全身姿を見る。他、賛否を呼んだ佳子さまの「クッキリドレス」や「99000円」スカートコーデなども
文章では、戦後80年という節目の年に天皇陛下と硫黄島と広島県へ、ご一家では沖縄県、長崎県、東京都慰霊堂へ訪問されたことを振り返り、〈今日、当時の写真や映像などの記録や資料が適切に保管・継承され、戦中・戦後の苦難が今後とも語り継いでいかれることを願うとともに、将来にわたる平和と人々の幸せを今後とも祈っていきたいと思います〉とお気持ちを綴られた。
また、7月にモンゴルを公式訪問されたことや、9月の悠仁さまの成年式などにも触れられたほか、11月に初めての公式外国訪問としてラオスを訪問された愛子さまについては、〈トンルン国家主席始め政府の方々やラオスの国民の皆さんに大変温かく迎えていただき、ラオスの歴史、伝統、文化や自然にも触れながら、思い出深い滞在をさせていただいたことに深く感謝いたします〉と感謝の思いを述べられた。
文章と共に公開された写真では、ライトブルーのセットアップをお召しになっていた雅子さま。天皇陛下もブルーのネクタイをお召しになり、おふたりでリンクコーデを見せられた。
雅子さまがお召しになったのは爽やかで清潔感のあるライトブルーに、うっすらとボタニカルの白い模様が浮かぶセットアップ。レースが施されたインナーと合わせることで統一感のあるコーデにされていた。エレガントな印象のレース生地や上品な光沢のあるセットアップが、よりフォーマルさを演出している。また、瑞々しいパールのジュエリーが華やかさを添えていた。
襟はトライアングルカラーで、三角形の直線的なラインがシャープな印象。そして後ろ襟を立たせることで、立体感が生まれ、メリハリを出していた。
今年は、淡い青をお召しになる機会が多かった雅子さま。9月に「琵琶湖ブルー」を連想させるセットアップをお召しになったほか、10月の秋の園遊会や、慰霊のために沖縄や長崎で花を手向けられた際にもライトブルーを選ばれている。
誕生日という節目にも同じライトブルーをお召しになったのは、この一年に寄せられたお気持ちが反映されているのかもしれない。






