ホンダ 新型プレリュード プロトタイプ
かつて若者を虜にしたデートカー、ホンダ プレリュード。その復活が囁かれて久しいですが、ついに市販プロトタイプをカメラが捉えました。ドイツの一般道を走行する姿は、開発が順調に進んでいることを物語っています。
市販モデルのデザインは?コンセプトモデルとの違いは?
公開されたプロトタイプは、カモフラージュで偽装されていますが、全体的なシルエットは、ジャパンモビリティショー2023で発表されたコンセプトモデルや、7月に欧州でデビューした赤いコンセプトカーを踏襲しているようです。
ホンダ 新型プレリュード プロトタイプ
しかし、細部を見ていくと、コンセプトモデルからの変更点もいくつか見られます。ドアミラーはシビックのものと思われ、フロントガラスにはADASセンサーが搭載されています。リアスポイラーは装着されていませんが、オプション設定される可能性もあります。また、テールライトのデザインも変更されているようです。
エンジンは?マニュアル車は設定される?
当初噂されていたマニュアルトランスミッション搭載の可能性については、残念ながら見送られることになりそうです。青山真二副社長がMotor Trend誌のインタビューで明らかにしました。パワートレインは、シビックをベースとした2.0リッター直列4気筒エンジン+デュアル電気モーター+CVTのハイブリッドシステムが搭載される見込みです。ただし、今後の展開によっては、タイプRなど、よりスポーティなモデルにマニュアル車が設定される可能性も残されています。
新型プレリュードのデビューはいつ?
市販プロトタイプの走行テストが始まったということは、デビューまでそう遠くはないはずです。早ければ2024年内、遅くとも2025年には姿を現すのではないでしょうか。往年の名車が現代に蘇る瞬間を、楽しみに待ちたいと思います。