「子どもは諦める」39歳の時に覚悟のグラビア 44歳・熊切あさ美「老人ホーム貯金はしています」


今後は俳優業を

【写真】「奇跡の39歳」と言われた圧巻の美ボディー。「超美少女」だった幼少期、小学、中学、高校、チェキッ娘時代の熊切あさ美

 バラエティ番組への出演が多いですが、これからは、映画や舞台のお仕事もやっていきたいなと思っています。

――今年9月に事務所を移籍されました。きっかけなどがあれば教えてください。

 グラビアで再ブレークさせていただきましたが、年齢的にもグラビアはきついかなと思うようになりました。以前の事務所には本当にお世話になりました。これからは、演技などの新しいチャレンジができればと思っています。

――今の事務所は、以前から縁があったのでしょうか。

 そうですね。知り合いがいて、そのご縁で入りました。今までは言われた通りにやってきたんですけど、これからはちょっと自分の意志を持って活動していきたいなと思っています。

――以前の事務所ではグラビアの活動が中心でした。

 グラビアも16年間休んでいたものを、また活躍させていただきましたし、テレビに出る回数もすごく増えました。ですので、退社する時は1年以上悩みました。でも、最後は(前事務所の)社長も「頑張れよ」と送り出してくれました。

――グラビアの仲間には何と報告したんですか。

 私、アイドル出身なんですが、同業者の女の子をあまり信用できないところがあって…深入りしないようにしているんです。芸能界の友達はジャンルが違う方ばかりで、その方たちには報告しました。

――移籍した現在の心境を教えてください。

 やっぱり、移籍したばかりで、まだ仕事がくるわけがないのに、どうしようとかっていう焦りが出ちゃっていますね。

飛行機の予約ができない

 私は10代という早い時期にデビューをしているので、全部のことを事務所やマネジャーにやっていただいていたんです。ですので、いまだに飛行機の予約とかを自分でできないんですよ。友達と旅行に行くときも友達にお願いしています。

 だから、自分でやる人はすごいなと思っています。私は、自分のことを営業してくださる事務所じゃないと埋もれてしまうなと思って、移籍という形を取りました。

――何か具体的な活動はありますでしょうか。

 今回初めて、自主出版という形でカレンダーを出す予定です。出版社さんを通すと、今までやってきた以上に、際どいものを求められてしまうなと思って、そういう形になりました。まだ、打ち合わせしている最中ですが、セルフプロデュースでファッション性の高いものになりそうです。

――ほかに、何かされていますか。

 いろいろ不安もありますが、トレーニングなど今できることをやっています。最近は海外ロケがあった時にも対応できるように、英会話を習い始めました。中国語も勉強していて、将来は台湾などに活動の場を広げられたらなと思っています。

――プライベートでの変化は何かありますか。

 今は独身を楽しんじゃっています。子どもを産むか産まないかの選択がありますが、自分の中では、子どもはもう大丈夫かなと思っています。そこに諦めがついたので、1人のほうが楽だと思うようになりました。

――その決断はいつしたのでしょうか。

 39歳でグラビアに再挑戦した時です。それぐらいの覚悟を持って挑みました。



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