松本人志ほぼ無職も海外配信の莫大収益でウハウハ…それでも和解に首を縦に振れない複雑事情


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 21日、仏カンヌで開催された世界最大級のコンテンツの国際流通マーケット「MIPCOM2024」で、Amazon MGMStudiosのインターナショナル・オリジナル責任者のジェームズ・ファレル氏との基調講演で、こう話したのが吉本興業ホールディングスの岡本昭彦社長。

 ダウンタウン松本人志(61)が企画・プロデュースした「ドキュメンタル」は、現在、Amazonプライムビデオで「Last One Laughing(LOL)」として世界25以上の国と地域で配信。松本の笑いは世界でも受け入れられ、好評を博している。松本は昨年末の「週刊文春」による性加害報道で裁判中のため、現在芸能活動を休止しているが、海外配信による莫大な収益を得ているという。

「日本ではNetflixのオリジナルドラマ『地面師たち』や『極悪女王』が大ヒットしていますが、LOLは世界的なヒットと円安効果でそれらを上回る収益を上げているといいます。松本の懐には少なくとも億単位の収益が転がり込んでいるはずです。松本は裁判中の文藝春秋に5億5000万円の損害賠償を請求していますが、生活に困ることはまったくないでしょう」(お笑い関係者)

 数多くのレギュラーや冠番組を抱え、日本のお笑い界の頂点に君臨していた松本を突如として襲った文春砲によって、芸能界引退の危機に立たされている。
 
「松本はTBS系『クレージージャニー』をはじめ、ピンで4本のレギュラー番組を持つほか、ダウンタウンとしては日本テレビ系『ダウンタウンDⅩ』など3本の計7本。ピンの番組は空席のまま継続し、ダウンタウンの番組は相方の浜田雅功が一人で続けてます」(芸能ライター)

 現在係争中の両者に、たびたび囁かれるのが和解の噂だ。

■ジャンポケ斉藤とは異なるさまざまな点

「8月14日に予定されていた第2回弁論準備手続が東京地裁の判断で延期になり、11月14日に再開されます。その間、水面下で両者が接触する機会があったようで、文春側は松本側に女性に対する謝罪を求めたのではと言われています。しかし、それを受け入れれば性加害を認めることになるので、松本側はそれを突っぱねたといいます。先日女性からの性加害告発で警察に書類送検され、吉本を解雇されるなど、ジャングルポケットの斉藤慎二のケースとは様々な点で異なりますが、年内の決着は難しい様子です」(前出・芸能ライター)

 松本は自身が企画・プロデュースした「FREEZ」が、ポルトガル最大手テレビ局TVⅠにフォーマット販売されると発表された際、海外で自分の笑いが求められることに対してこう喜びを表現している。
 
《『ドキュメンタル』に続き自分の笑いが世界に拡がっていくことはうれしいです》

 配信番組を含め、海外展開に活路を見出すことも可能な様相だが、松本は日本での芸能活動にこだわっているという。
 
「いくら海外で稼げても、信頼して待っていてくれる芸人やスタッフ、関係者と元の場所で以前のように仕事をしたいというのが本心なのでしょう」(前出・お笑い関係者)

 前回、文春側から「具体的な主張と証拠をすべて出す」という申し入れがあったが、果たして裁判はどういう展開を見せるのか。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

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