お笑いコンビ、ペナルティのワッキーが26日配信のYouTubeチャンネル「街録ch~あなたの人生、教えてください~」に出演。2020年6月に発覚した中咽頭がんの後遺症に、現在も苦しんでいることを明かした。
【写真】後遺症との闘い感じる姿 それでもお笑い魂にジーンとくる
放射線治療を受け、2021年2月に復帰したが、「またちょっとダメになって、というのがあったんで。喉の調子が悪くて、全部の仕事をやるというより、ちょっと間を置きながら、調整しながらというスタンスを取りましたね」と話した。
現在の病状については、3年前よりはよくなっているものの、放射線と抗がん剤によって化学放射線療法による2つの後遺症が残る可能性が高いのだという。
その一つが「唾液が出づらくなること」。そして「味覚障害」という。「ボクの場合は色濃く副作用が残ってしまった方で。唾液は普通の人の3割くらいしか出てない。味覚は5、60%しか分からない」と明かした。
味覚障害については、「食べ物が薄味に感じたり、味が分からなかったり」と話し、ラーメンを食べた場合には、一口目や二口目は味が分かるが、だんだんと薄くしか感じなくなるという。
唾液分泌不足に関しては、声を出していると喉がカラカラになって、大声を出すのは5分しかもたないため、常にペットボトルの水を携帯している。当初は非常に難儀したが、現在は「本当にカラカラになっても、声の出し方が分かってきた」と後遺症との付き合い方が上達してきたという。
公式Xでは、ユーモラスな写真などをアップ。お笑い魂はまだまだ熱く燃えている。