「ここまで腐りきった言葉を知らない」元大阪地検トップ、レイプした人妻部下を脅して口止め…ひろゆきも「検察ヤバすぎ」と呆れ声


 大阪地検のトップである元検事正で、弁護士の北川健太郎被告が準強制性交罪に問われ、10月25日、初公判が大阪地裁で開かれた。北川被告側は「公訴事実を認め、争うことはいたしません。被害者に対して、重大で深刻な被害を与えたことを心から謝罪したいと思います」と述べ、起訴内容を認めている。

【写真アリ】「検察やばすぎ」と私見を述べるひろゆき氏

 この事件は2018年9月、北川被告が検事正在任中に起こった。「大阪地検にその人あり」と謳われた辣腕エリート検事が逮捕された異例の事件は、どういったものだったのか。

「検察側の冒頭陳述によると、事件の発端は、北川被告の検事正就任を祝う会合でした。被害女性は被告の部下で、この会の幹事を務めていましたが、テーブルに突っ伏すなど酩酊状態になってしまったそうです。女性は二次会を断り、タクシーで帰ろうとしましたが、そのタクシーに一緒に乗り込んだ北川被告は、大阪市内の検事正官舎に向かわせたといいます。

 そして、意識がもうろうとした女性に性的暴行を加え、夫も子供もいる女性に対し、『これでお前も俺の女だ』と暴言を吐き、行為を続けたとのことで、非常に悪質と言えます」(事件担当記者)

 初公判後の10月25日午後、被害女性が大阪市内で記者会見を開いた。自身が現職の検事だと明かしたうえで、被害から6年を経て告発した理由を語っている。

「女性によれば、事件後、北川被告から口止めされ、『事件を公にされたら死ぬしかない』『他の検察職員にも迷惑がかかる』と脅されたため、被害を公にできなかったということです。声を上げたあとも、検察庁内で誹謗中傷や噂を広められるセカンドレイプを受けており、現在は心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されて休職中であると説明していました」(同)

 事件直後、北川被告は職場で顔を合わせた女性に対し、「時効が来るまでは食事をごちそうする」などと、軽い調子でうそぶいていたことも明らかになっている。この発言に対し、ドキュメンタリー監督の五百旗頭幸男氏は、Xに《ここまで腐りきった言葉を知らない》と心底呆れ果てた様子を投稿。

 また、実業家のひろゆきこと西村博之氏は、10月25日、

《暴力団員とかじゃなくて大阪地検トップの犯行。検察ヤバすぎ。》

 と私見を述べており、これに同調する声が相次いでいる。

 北川被告といえば、森友学園への国有地売却をめぐり、佐川宣寿元国税庁長官らを不起訴処分とした捜査を担当した人物。2019年11月、“一身上の都合” を理由に退官した後は弁護士登録し、複数の企業と法務顧問契約を結んでいたとされる。この北川被告が逮捕された6月26日、ひろゆき氏はXで森友学園問題を引き合いに出し、

《正義を歪める仕事をしてる人は、善悪の感覚がずれたり、自分は何をしても許されるという万能感を持つのかもね。。。》

 と意味深な投稿をしていた。氏の指摘どおりだとすると、日本の検察への信頼が失墜する一方なのもむべなるかな――。



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