大谷翔平選手出場で注目を集めるワールドシリーズ。その熱狂はテレビ業界にも大きな影響を与えています。特に、地上波独占放送権を持つフジテレビでは、高視聴率に沸き、社内は祝福ムードに包まれているようです。今回は、ワールドシリーズ中継の裏側とフジテレビの現状、そして視聴者からの様々な反応について掘り下げていきます。
ワールドシリーズ中継で高視聴率獲得!フジテレビに「追い風」
今回のワールドシリーズは、大谷翔平選手擁するロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースの対決ということもあり、大きな注目を集めています。フジテレビは地上波独占放送権を獲得し、朝の生中継に加え、ゴールデンタイムにもダイジェスト版を放送。この戦略が功を奏し、高視聴率を獲得しています。
大谷翔平選手
関係者によると、ここ数年ない「追い風」に社内は活気に満ち溢れているとのこと。衆議院議員選挙のあった27日は、ワールドシリーズの再放送と選挙特番の相乗効果でさらに視聴率が上昇。局内では「金一封が出るかも」と期待が高まっているといいます。
大谷選手の活躍が視聴率を牽引
視聴率は通常番組よりも軒並みアップ。第1戦の世帯視聴率は朝の生中継で12.7%、夜の再放送でも8.1%を記録。前週同時間帯に放送された番組の約2倍という驚異的な数字を叩き出しました。第2戦も朝に13.9%の高視聴率を獲得しています。
批判的な声も…「大谷ハラスメント」という新たな言葉も
一方、一部の視聴者からは、通常のゴールデンタイム番組が見られないことへの不満の声も上がっています。SNS上では「他の番組潰してまでやる価値ある?」「みんなが大谷のこと好きだと思うなよ」といった意見も。これらの批判的な声は「大谷ハラスメント」と呼ばれるようになり、新たな社会現象となっています。
フジテレビ関係者の本音
こうした批判的な声について、フジテレビ関係者はどのように考えているのでしょうか。関係者によると、大谷選手の活躍が視聴率に大きく貢献していることは事実であり、局内では「このままトラブルなく、最後まで放送できることを祈っている」とのこと。理想は第7戦までもつれてドジャースが世界一になることだと語っています。
大谷選手の怪我に局内は悲鳴
第2戦で大谷選手が亜脱臼した際には、局内は騒然となったそうです。大谷選手の怪我の心配はもちろんのこと、「怪我で試合に出られなくなったら視聴率が下がってしまう!」という声も上がったといいます。このことからも、大谷選手の活躍が視聴率に直結していることが分かります。
大谷翔平選手
放映権料は1試合あたり3億円前後と言われています。フジテレビが放映権を獲得できたのは、民放の持ち回りで「たまたま今年はフジ」だったからとのこと。大谷選手の活躍によって、フジテレビは大きな恩恵を受けていると言えるでしょう。
今後の展開に注目
大谷選手の怪我の状態や今後の試合展開によって、視聴率がどのように変化していくのか、注目が集まります。また、「大谷ハラスメント」という言葉が今後どのように広まっていくのかも、興味深いところです。