小西真奈美さんがハニーセラピスト(蜂蜜療法家)上級資格を取得し、カウンセリングを開始するとInstagramで発表しました。蜂蜜療法への関心が高まる一方で、その効果や資格、高額なカウンセリング料金について様々な意見が出ています。この記事では、小西さんの新たな挑戦と、周囲の反応について詳しく見ていきます。
蜂蜜療法とは?小西真奈美さんの想い
小西さんは自身のInstagramで、体調を崩した経験から様々な健康法を試す中で蜂蜜療法に出会い、ホリスティックな視点で体と向き合うようになったと語っています。 彼女は、蜂蜜療法を通して得た知識や経験を伝えることで、人々が自身の体と向き合い、美しく健康に年齢を重ねるきっかけを作りたいと考えているようです。
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ハニーセラピスト資格と高額カウンセリングへの懸念
蜂蜜療法に対する期待の声がある一方で、資格の取得方法やカウンセリング料金の高額さに対する疑問の声も上がっています。蜂蜜療法協会のホームページによると、小西さんが取得した上級資格は16万8000円で12時間のオンライン講座を受講するだけで取得可能とのこと。健康雑誌の編集者は、「蜂蜜療法を信じるのは個人の自由だが、カウンセラーとして活動するのはリスクがある」と指摘しています。 臨床心理士の資格を持つカウンセラーのオンラインカウンセリング相場は60分1万円前後であるのに対し、小西さんのカウンセリングは60分3万3000円と高額です。この価格設定に疑問を抱く声も少なくありません。
蜂蜜療法の効果とリスク:専門家の見解
蜂蜜には抗酸化作用や抗菌作用など、健康に良い効果があると言われています。しかし、過剰摂取による健康リスクも存在します。例えば、厚生労働省のウェブサイトでは、乳幼児への蜂蜜摂取はボツリヌス症のリスクがあるため避けるべきだと注意喚起しています。また、糖尿病患者やアレルギー体質の人は摂取量に注意が必要です。「はちみつ健康科学研究所」の山田博士(仮名)は、「蜂蜜は天然の食品であり、様々な健康効果が期待されますが、万能薬ではありません。個人の体質や健康状態に合わせて適切な量を摂取することが重要です」と述べています。
まとめ:蜂蜜療法への期待と課題
小西真奈美さんのハニーセラピストとしての活動は、蜂蜜療法への関心を高めるきっかけとなるでしょう。しかし、資格の容易な取得や高額なカウンセリング料金、医学的根拠の不足など、解決すべき課題も残されています。消費者としては、情報を見極め、自身の健康状態を考慮しながら蜂蜜療法を取り入れることが大切です。