ドラマ「わたしの宝物」第3話、モラハラ夫から良き父親へと驚きの変貌を遂げた宏樹（田中圭）の姿が話題となっています。生まれたばかりの娘を抱いて号泣するシーン、そして献身的に美羽（松本若菜）を支える姿に、視聴者からは「優しいじゃん！」「困惑する…」といった声が上がっています。しかし、この変化の裏には、より深い物語が隠されているようです。
娘の名前「栞」に込められた複雑な想い
宏樹は、娘の名前を「栞」と名付けました。一見、愛情深い選択のように見えますが、その由来を知ると、視聴者は息を呑むことでしょう。名前の由来は、美羽が作った手作りの栞。宏樹は「道しるべ」という意味を持つ栞に、「娘が迷わず進んでほしい」という願いを込めたと語っています。
皮肉な運命のいたずら
しかし、この栞は、美羽と冬月稜（深澤辰哉）の思い出の品。美羽の不倫相手である冬月との思い出が、娘の名前の由来となっているという皮肉な事実に、視聴者からは「苦しい」「よりによって栞…」「複雑すぎる」といった声が相次いでいます。まるで運命のいたずらのように、二人の関係は再び交錯することになったのです。
ドラマ「わたしの宝物」第3話より、宏樹（田中圭）が娘に名付けた名前「栞」の意味を語るシーン。
モラハラ夫からの変化は本物か？
宏樹の急激な変化は、視聴者に様々な憶測を呼んでいます。本当に父性が芽生えたのか、それとも何か別の意図があるのか？ 著名な心理学者、山田教授（仮名）は、「過去のトラウマや罪の意識が、過剰なまでの献身につながるケースもある」と指摘しています。今後の展開で、宏樹の真意が明らかになることでしょう。
視聴者の反応は賛否両論
SNS上では、「宏樹、本当に変わった？」「美羽を騙しているのでは？」といった疑問の声も上がっています。一方で、「不器用ながらも父親になろうと努力している姿に感動した」という肯定的な意見も。今後の展開に目が離せません。
ドラマ「わたしの宝物」第3話より、宏樹（田中圭）が美羽（松本若菜）に娘の名前の候補が書かれたノートを見せるシーン。
「わたしの宝物」は、複雑な人間関係と予想外の展開で、視聴者を魅了し続けています。娘の名前「栞」を巡る物語は、今後の展開を大きく左右することになりそうです。果たして、宏樹の真意はどこにあるのか？そして、美羽、冬月、宏樹、三人の運命は？ 毎週木曜夜10時、フジテレビ系列で放送中です。
