女優の洞口依子(59)が22日、X(旧ツイッター)で10年近く向き合っている皮膚と内臓疾患があることを公表した。
【画像】洞口依子、10年近く悩まされる疾患を公表「オペにはなかなか踏み切れず」
洞口は「病院に行きたいので行ってもいいですか?」と書き出し、「もう体が悲鳴をあげているので一度処方が必要。それと足がむくんでリハビリも行けてないですがリハビリも行ってもいいでしょうか?手を休めてしまうので作業が停滞遅延してしまいますが、様々にお待たせしている皆様へはご理解いただきたく存じます」と理解を求めた。
その後の投稿で、「saphoと掌蹠膿疱(しょうせきのうほう)症による皮膚と内臓疾患でした」と診断結果を報告。
「10年近く向き合っていますが薬飲んで対処。扁桃腺(へんとうせん)オペにはなかなか踏み切れず」とこれまでの処置を伝え、「生きているってつまりそういう事。だからつらくない。生きている事をありがたく機嫌良く過ごしたい」と前向きにつづっている。
掌蹠膿疱症は、ウミが溜まった膿疱と呼ばれる皮疹が手の平や足の裏に数多くみられる皮膚の病気で、関節症状と合併してしまうことがある。
SAPHO症候群は、Synovitis(滑膜炎)、Acne(ざそう、にきび)、Pustulosis(膿疱症)、Hyperostosis(骨化過剰症)、Osteitis(骨炎)の頭文字を取ったもので、関節リウマチで認められるような手足の関節炎の他に、胸鎖関節(胸の前方にある骨と両方の鎖骨の間にある関節)が痛み、腫れの症状が出ることが多く、原因はいまだ不明で、明確な治療法もないと言われている。
洞口は、アメリカのテレビ界で優れた作品に送られる「エミー賞」で作品賞などを受賞した俳優・真田広之主演のドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」で、真田演じる主人公の正室を演じていた。
※写真は資料
テレビ朝日