迷惑系YouTuberとして日本での騒動後、強制送還されたジョニー・ソマリ(イスマエル・ラムジー・カリド元被告)が、今度は韓国で物議を醸しています。日本で地下鉄内での暴言、道路妨害、女性への迷惑行為などで有罪判決を受けた彼が、再び問題行動を繰り返しているのです。
韓国での迷惑行為の数々
韓国では「平和の少女像」へのキス、コンビニでのカップ麺破壊、飲酒禁止区域での飲酒など、挑発的な行動を連発。これらの行為は韓国国内でも大きな波紋を呼び、「ソマリ狩り」と呼ばれる現象まで発生しています。
路上での暴行事件
10月24日、ライブ配信中に通行人に殴りかかられ、スマホを奪われ投げ捨てられる事件が発生。さらに27日には、別のライブ配信中に飛び蹴りを食らい、路上に引き倒されて暴行を受けました。
韓国で暴行を受けるジョニー・ソマリ
これらの事件を受け、韓国のネット上では様々な意見が飛び交っています。 暴力行為を非難する声がある一方で、ソマリの迷惑行為に憤慨していた人々からは、暴行した人物を「ヒーロー」と称賛する声も上がっているようです。飲食店経営コンサルタントの加藤氏は「過激な行動は決して肯定されるべきではありませんが、彼の迷惑行為に対する人々の怒りがどれほど大きかったかを物語っています」と分析しています。
宿泊先での暴行事件
そして10月31日、新たな暴行事件が発生。韓国人YouTuberに宿泊先を待ち伏せされ、暴行を受ける様子がX(旧Twitter)で拡散されました。駆けつけた警察に逮捕される際、加害者はソマリに「グンナイ、ソマリ!」と挑発するなど、悪びれる様子はなかったようです。
ついに逮捕、出国禁止措置も
度重なる迷惑行為を受け、ソウル麻浦警察署は10月31日、ジョニー・ソマリを業務妨害の疑いで立件し、捜査を開始。外国人であるソマリには出国禁止措置も下されました。今後の法的処分の行方が注目されています。
韓国の法律専門家、パク・ミン氏は「今回の事件は、外国人による迷惑行為に対する韓国社会の厳格な姿勢を示すものとなるでしょう」と述べています。今後の捜査の進展によっては、更なる罪が追加される可能性もあるとのことです。
日本で強制送還された後も、反省の色を見せず迷惑行為を繰り返すジョニー・ソマリ。彼の行動は、国境を越えた問題として、今後のインターネット社会における秩序維持の課題を浮き彫りにしています。