池袋の街が年に一度、非日常の空間に変貌する! 国内最大級のコスプレイベント「池袋ハロウィンコスプレフェス2024」が、10月25日から27日にかけて開催され、過去最多の16万1000人もの来場者を記録しました。本記事では、その熱狂の渦に迫り、池ハロの魅力を徹底的に解剖します。
コスプレイヤーの聖地、池袋へ
日曜日の朝8時、池袋サンシャイン通りには、スーツケースを引く音と、これから始まるイベントへの期待に胸を膨らませた人々の熱気が溢れていました。更衣室へと向かう人波の中で、3回目の参加だというコスプレイヤーのkaoさんに話を伺いました。
「池ハロはコス移動が非推奨なので、更衣室で着替えとメイクの最終調整をします。3日間フル参加するために、今年は池袋近くのホテルを取りました!」と、kaoさん。
alt
安心・安全、そして進化するホスピタリティ
昨年は小林幸子さんのゲスト出演などで話題を呼び、14万1000人の来場者を記録した池ハロ。今年は有名芸能人の出演こそありませんでしたが、過去最多の16万1000人を動員。その背景には、イベント主催者によるたゆまぬ努力と、来場者視点に立った様々な施策がありました。
「池ハロは安心・安全なイベント。来場者とともに育て、豊島区としても誇りに思っています」と高際みゆき豊島区長もセレモニーで強調。
kaoさんは、「今年から会場の荷物置き場に日跨ぎで荷物を預けられるようになったのが嬉しいです。以前は毎日荷物の預け入れと受け取りに時間がかかって大変でした」と、進化したホスピタリティに喜びの声をあげました。
多様なコスプレイヤーが集結!
会場では、女性だけでなく、男性、子ども、シニア、外国人、そしてなんと犬のコスプレイヤーまで! アニメ『葬送のフリーレン』のヒンメルに扮したポメラニアンのグルちゃん(12歳)は、来場者たちの心を癒していました。
「想像以上の混雑と日差しなので、グルちゃんの体力も考えて短い時間だけ楽しもうと思っています」と飼い主さん。
池ハロの魅力とは?
イベント終了後、着替えを終えたkaoさんに改めて池ハロの魅力を伺いました。
「他のイベントでは、ある程度テーマに沿ったコスプレが求められる雰囲気がありますが、池ハロはコスプレそのものがメイン。自由度が高く、どんなコスプレでも楽しめるのが魅力です。また、日本最大級のイベントなので、ネットの知り合いとオフラインで会える貴重な機会でもあります。他のコスプレイヤーの衣装やアイデアは刺激になりますし、本当に楽しい。まさに年に一度のお祭りです!」
コスプレの祭典、未来へ
池ハロは、コスプレイヤーにとって年に一度の特別なイベント。その熱気と進化は、来年以降もさらに加速していくことでしょう。