れいわ新選組の山本太郎代表が衆議院選挙期間中に公開した動画が、音楽プロデューサーの近田春夫氏から批判を受け、波紋を広げています。本記事では、問題となった動画の内容とその背景、近田氏の反応、そして今後の展開について詳しく解説します。
カタコト日本語の動画で批判殺到 – 外国人差別との指摘も
今回の騒動の発端は、山本代表が選挙期間中に公開した動画です。動画内で山本代表は、たどたどしい日本語で大石あきこ氏への投票を呼びかけています。「お前らよく聞け。大石、こいつに入れろ。大阪5区は大石あきこ、比例はれいわ」といったカタコトの日本語での訴えは、一部から外国人差別ではないかと批判の声が上がっています。
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実はこの動画、タイのインフルエンサー、ナインさんのモノマネであることが明らかになっています。ナインさんは、かつて日本語を勉強していた経験があり、「お前らよく聞け」といったカタコトの日本語で上から目線でタイを紹介する動画が人気を博しています。山本代表はこれを模倣したようですが、意図とは裏腹に、外国人への差別的表現と捉えられてしまったのです。
近田春夫氏、山本代表に「納得のいく釈明を」
この動画に対し、音楽プロデューサーの近田春夫氏は自身のX(旧Twitter)で失望感を露わにしています。近田氏は、この動画を「ヘッチャラで投稿出来るという山本太郎の感覚」に失望したと述べ、納得のいく釈明を求めています。また、前回の選挙でれいわ新選組を支持したことが間違いだったのかもしれないと、複雑な心境を吐露しています。
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今後の対応に注目集まる – れいわ新選組はどう動く?
動画を投稿した大石あきこ共同代表は、批判の声に対して「真摯に受け止めます」とコメントしています。しかし、具体的な対応については明らかになっていません。今後のれいわ新選組の対応、そしてこの騒動が今後の政治活動にどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。