露プーチン大統領、各国の新任大使を前に演説「西側との対立は望んでいない」


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プーチン大統領は5日、モスクワで新たに着任した28か国の大使から信任状を受け取る行事に臨み、その後、演説を行いました。

演説ではウクライナ侵攻をめぐり、「西側諸国の敵対的な方針は、ロシアの歴史や不屈の精神を考慮しておらず、大きな間違いだ」と批判しました。

非友好国と位置づける、日本など西側諸国の大使には「二国間の接触は最小限だ」と述べた一方で、「ロシアは互いの利益になる協力関係を重視していて、対立は望んでいない」「ロシアとの協力について合理的でバランスの取れた見方が再び広まると信じたい」と呼びかけました。

信任状の奉呈式には、去年12月に着任した日本の武藤顕駐ロシア大使も出席しました。

日本大使館は「日露間には懸案事項もあり、隣国であるロシア側との意思疎通も必要」とした上で、「引き続きウクライナ問題についての原則的立場を維持しながら、日本側の立場や考え方を伝える一方で、ロシアに対して、しっかりと関与していく考え」とコメントしています。



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