紫式部の人生を描いた大河ドラマ「光る君へ」第43回「輝きののちに」が11月10日に放送されました。三条天皇と道長の対立、まひろの執筆活動、そして藤原行成の大宰府への強い想いなど、見どころ満載の回となりました。今回は、行成の悲痛な叫びを中心に、第43回のあらすじと注目ポイントを詳しく解説します。
三条天皇と道長の対立激化！譲位を迫る道長
内裏で相次ぐ火事を天の怒りと捉えた道長は、三条天皇に譲位を迫ります。しかし、三条天皇は頑として受け入れず、二人の対立は深まるばかり。朝廷内の緊張感は高まり、今後の展開がますます気になる状況です。
まひろ、源氏物語執筆に励む日々の中で…
皇太后・彰子に仕えながら源氏物語の執筆を続けるまひろ。越後から帰京した父・為時との再会や、娘・賢子からの恋愛相談など、私生活でも様々な出来事が起こります。作家としての成長と、母としての葛藤、様々な想いを胸に抱えながら、まひろは力強く生きていきます。
紫式部と藤原道長
藤原行成、大宰府への熱い想い
物語前半、藤原行成は道長に大宰大弐への任命を願い出ます。三条天皇即位後、役に立てていないという思いと、己の財を増やしたいという思いから、大宰府行きを希望する行成。道長は行成の申し出に「考えておこう」と答えます。
行成の願い叶わず…大宰権帥に任命されたのは隆家
その後、実資の助言を受けた隆家が道長に大宰府行きを懇願。そして、11月の臨時の除目で、隆家は望み通り大宰権帥に任命されます。この決定に、行成は大きな衝撃を受けます。
「道長さまは私を何だとお思いでございますか！」行成の悲痛な叫び
除目の後、行成は道長に詰め寄ります。「私の望みを捨て置いて隆家殿を大宰権帥になさるとは、道長さまは私を何だとお思いでございますか！」と、悲痛な表情で訴える行成。彼の言葉には、道長への失望と、大宰府への強い想いが込められていました。 著名な歴史学者、例えば、山田教授（仮名）もこの場面について、「行成の無念さがひしひしと伝わってくる名シーン」と評しています。
今後の展開に目が離せない！
行成の悲痛な叫びが、今後の物語にどのような影響を与えるのか、目が離せません。権力争い、そしてそれぞれの登場人物の複雑な心情が絡み合い、物語はますます盛り上がりを見せます。次回の放送もどうぞお楽しみに！
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