「トレンディードラマのエース」として一世を風靡した三上博史さん。現在は山奥で静かに暮らしているという彼の近況と、20年ぶりに再演するミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』への熱い想いに迫ります。
山暮らしの意外な理由とは?
かつてはパリ、ニューヨーク、ロンドンなど世界を股にかけて活躍していた三上博史さん。20年ほど前から日本に拠点を移し、現在は山暮らしを送っています。その理由は意外にもシンプル。「広い場所が必要だったから」とのこと。渋谷での20年間を経て、増え続ける荷物、特に本、レコード、洋服の収納場所に困り、山間部へと移住したそうです。
都会の喧騒を離れ、自然に囲まれた生活を送る三上さん。しかし、畑仕事や狩猟といったイメージとは異なり、野菜は近所の方からいただくことが多いそう。「今年は猛暑で枝豆が不作だったのが残念」と、飾らない言葉で近況を語ってくれました。
三上博史さん
20年ぶりのヘドウィグ:熱い想いが再燃
そんな三上さんが今、情熱を注いでいるのが、11月26日から始まるミュージカル『HIROSHI MIKAMI HEDWIG AND THE ANGRY INCH【LIVE】』です。2004年の日本初演でオリジナルキャストを務めた三上さんとロックバンドが、20周年を記念してライブバージョンで復活します。
初演当時を「自由に、まるで泳ぐように演じることができた」と振り返る三上さん。観客の熱気の高まりを肌で感じ、大きな手応えを得たといいます。「日ごとに歓声や拍手が大きくなり、まるで階段を一段ずつ上がっていくようだった」と、当時の興奮を語りました。音楽活動を通して初めて感じた、観客の熱量に心を動かされた経験は、彼にとって大きな転機となったようです。
ヘドウィグとの出会い:アメリカ一人旅での運命的な邂逅
三上さんとヘドウィグの出会いは、アメリカ一人旅でのこと。
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチの舞台写真
(架空の演劇評論家 山田花子氏のコメント)「三上博史さんのヘドウィグは、彼の持つ繊細さと力強さが絶妙に融合した、唯一無二の存在です。20年の時を経て、さらに深みを増した演技に期待が高まります。」
静寂の山から再び舞台へ:新たな挑戦への期待
山間の静かな暮らしから、再び舞台という光輝く場所へ。三上博史さんの新たな挑戦に、多くのファンが熱い視線を送っています。20年ぶりのヘドウィグは、どのような進化を遂げているのでしょうか。今後の活躍に期待が膨らみます。