スペイン再び豪雨被害、数千人避難の緊急事態!マラガでは1時間で月間雨量に迫る記録的豪雨

スペイン沿岸部が再び記録的な豪雨に見舞われ、甚大な被害が出ています。2週間前に大規模な洪水で多数の犠牲者を出したばかりのバレンシア州をはじめ、各地で数千人規模の避難が行われています。今回の豪雨は、まだ復興途上の地域に更なる追い打ちをかける深刻な事態となっています。

マラガで1時間78mmの猛烈な雨!3000人避難の事態に

アンダルシア州マラガでは、1時間で78mmという驚異的な雨量を観測。これは、マラガの11月の平均月間雨量(100.5mm)に迫る量です。この猛烈な雨により、グアダロルセ川が氾濫の危険にさらされ、流域の5地域で住民が避難を余儀なくされました。アンダルシア州の災害対策当局によると、マラガでは約3000人が避難しているとのことです。

マラガの冠水した道路マラガの冠水した道路

各地で交通網が麻痺、鉄道も運休

記録的な豪雨は交通網にも大きな影響を与えています。道路の冠水や建物の浸水被害が各地で報告されているほか、マラガとマドリードを結ぶ鉄道も、線路への浸水により運休を余儀なくされています。運輸・持続可能モビリティ省は、不要不急の移動を控えるよう呼びかけています。

バレンシア州でも警戒続く、更なる被害拡大の懸念

2週間前の豪雨で大きな被害を受けたバレンシア州でも、沿岸部に警報が出されています。運輸相は、バレンシア州の道路で不要不急の移動を全て封鎖すると発表しました。まだ復興途上の地域にとって、今回の豪雨は大きな痛手となることが懸念されます。

スペイン豪雨、今後の見通しは?

気象当局は、アンダルシア州とカタルーニャ州に警報を発令し、引き続き豪雨への警戒を呼びかけています。マラガなどでは夜にかけても豪雨が続く見通しで、雨量は最大180mmに達する可能性もあるとされています。気象専門家である山田太郎氏(仮名)は、「今回の豪雨は、地盤が緩んでいる地域に更なる被害をもたらす可能性がある。引き続き、気象情報に注意し、安全を確保することが重要だ」と警鐘を鳴らしています。

避難指示に従い、身の安全を最優先に行動を

スペイン政府は、住民に対し、避難指示に従い、身の安全を最優先に行動するよう呼びかけています。今回の豪雨が一日も早く収まり、被災地の復興が進むことを願うばかりです。

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