ダウンタウン松本人志氏の芸能界復帰が注目を集めていますが、その道のりは険しいようです。週刊文春との訴訟は取り下げられたものの、SNSを中心に依然として厳しい声が上がっており、地上波復帰は困難を極める可能性が示唆されています。今後の動向、特に年末のM-1グランプリへの出演の有無が焦点となっています。
松本人志、文春との訴訟取り下げも逆風続く
2023年末に週刊文春で報じられた女性問題に関する訴訟を取り下げた松本人志氏。裁判中も水面下で話し合いが進められ、最終的に合意に至ったとされています。松本氏はX(旧Twitter)で「お笑いがしたい」と復帰への意欲を表明していましたが、世間の反応は冷ややかなままです。劇場や配信コンテンツへの復帰は比較的容易と見られる一方、スポンサーが関わる地上波番組への出演はハードルが高いとみられています。
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例えば、過去の番組映像が使用された際にもSNSで批判の声が殺到するなど、地上波復帰への道のりは険しい状況です。ある民放キー局関係者は、「スポンサーも絡む地上波への復帰は難しい」と語っています。 芸能評論家の山田花子氏(仮名)も、「地上波復帰には、より慎重な対応が必要となるでしょう」と指摘しています。
年内復帰は絶望的?M-1グランプリへの影響は
訴訟取り下げ後、Xでは「#松本人志をテレビに出すな」というハッシュタグがトレンド入りするなど、批判の声は収まる気配がありません。この状況を受け、年内の復帰は絶望的と見られています。特に年末恒例のM-1グランプリへの出演も難しいと予想され、今年は松本人志氏不在で漫才日本一が決定される可能性が高まっています。
前出の民放キー局関係者は、「松本氏サイドも世間の反応を注視しており、年内の復帰は控えるだろう」と語っています。
浜田雅功、高須光聖氏らと復帰計画を練る
松本氏自身は沈黙を保っていますが、相方の浜田雅功氏や放送作家の高須光聖氏らと復帰計画を練っているとの情報もあります。まずは、ホームグラウンドであるなんばグランド花月(NGK)での漫才披露が有力視されています。NGKでの復帰は、最も自然で波風を立てにくい方法とされており、関係者間でも現実的な選択肢として検討されているようです。
今後の動向については、浜田氏や高須氏との連携が鍵を握るとみられています。どのようにして世間の批判を乗り越え、復帰への道筋をつけるのか、注目が集まります。
松本人志の今後の活動に注目
訴訟問題は解決したものの、依然として逆風が吹き荒れる松本人志氏。今後の活動、特に年末のM-1グランプリへの出演の有無は、芸能界復帰への試金石となるでしょう。果たしてどのような形で、そしていつ、我々の前に姿を現すのか、その動向に注目が集まります。