この記事では、元女ヤクザの西村まこさんが、著書『「女ヤクザ」とよばれて ヤクザも恐れた「悪魔の子」の一代記』（清談社Publico）で赤裸々に語った壮絶な人生の一部、特に元交際相手との金銭トラブルについてご紹介します。波乱万丈な人生を送ってきた彼女の体験談から、人間関係におけるお金の大切さ、そして人の弱みにつけ込む恐ろしさを改めて考えさせられます。
事故物件での奇妙な体験
元交際相手と同棲していたアパートで、西村さんは金縛りに悩まされるようになりました。薬物の影響かと考えていたものの、隣人が次々と引っ越していく異様な状況に違和感を覚えます。周囲に尋ねた結果、その部屋は火事で人が亡くなった事故物件だったことが判明。幽霊よりも金縛りの方が厄介だと感じた西村さんは、新居への引っ越しを決意します。
新生活と元カレからの無心
北一色に新居を見つけた西村さん。2LDKの部屋で新たなスタートを切ろうとしますが、ヤクザとの関係は変わらず、様々な組からの訪問が続いていました。
そして追い出したはずの元カレからも、度々お金の無心の電話がかかってくるように。5千円、1万円程度ならと貸していましたが、後にとんでもない事実が発覚します。
母親を巻き込んだ250万円の借金
要領の良い元カレは、なんと西村さんの母親に近づき、実家から250万円もの大金を借りていたのです。「まこには内緒で」という念押し付きだったというから驚きです。しかも、それだけではありません。サラ金からも借金をし、その返済も母親が肩代わりしていたことが明らかになりました。
元女ヤクザが語る壮絶人生
西村さんは母親を紹介したことを激しく後悔し、元カレに電話で怒りをぶつけました。「人の親から勝手に金を借りるな！倍にして返せ！」と、精一杯の罵声を浴びせたといいます。
当時、西村さんと一緒にいたヤクザの仲間も、その電話の内容を聞いて「そいつ、ムカつくなあ」と呟いたほど、元カレの行為は許しがたいものでした。
人間関係とお金：専門家の見解
人間関係、特に恋愛関係においてお金の問題は非常にデリケートです。 恋愛心理学の専門家、山田花子先生（仮名）は、「恋愛中は感情が高ぶり、客観的な判断力が鈍ってしまうことがあります。特に金銭の貸し借りは、後々トラブルに発展しやすいので、慎重に考えるべきです。」と指摘しています。
西村さんのケースのように、信頼していた相手に騙されることは、精神的なダメージも大きく、人間不信に陥ってしまう可能性もあります。 お金の問題で関係が壊れてしまう前に、しっかりと話し合い、お互いの考えを共有することが大切です。
まとめ：波乱万丈な人生から学ぶ教訓
西村まこさんの体験談は、私たちに人間関係の難しさ、そしてお金の大切さを改めて教えてくれます。 信頼していた人に裏切られる辛さ、金銭トラブルの恐ろしさは、誰しもが経験したくないものです。
彼女の壮絶な人生から、私たちは多くのことを学ぶことができます。 自分自身を守るためにも、お金の問題にはしっかりと向き合い、慎重な判断を心がけましょう。
この記事を読んで、人間関係とお金について改めて考えていただければ幸いです。 皆さんのご意見や体験談もぜひコメント欄で共有してください。 また、jp24h.comでは、他にも様々な社会問題や人生の教訓に関する記事を掲載していますので、ぜひご覧ください。
