日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)とNHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の比較がSNSで話題になっています。「海に眠る~」は、高度経済成長期を舞台に、家族愛や複雑な恋愛模様が描かれ、まるで朝ドラのような世界観だと好評です。一方で、「おむすび」は脚本や演出の弱さが指摘されており、視聴者からは「海に眠る~」こそ朝ドラにふさわしかったという声も上がっています。
キャストの豪華さと魅力的なストーリー展開が人気の秘密
「海に眠る~」には、神木隆之介さん、杉咲花さん、土屋太鳳さんといった朝ドラ主演経験者が名を連ね、池田エライザさん、斎藤工さんなど豪華俳優陣が脇を固めています。
海に眠るダイヤモンドの出演者
ストーリーも、謎めいた婦人・いづみ(宮本信子さん)の存在や、主人公・鉄平(神木隆之介さん)とホストの玲央(同じく神木さん)の関係性など、過去と現在を繋ぐ巧妙な仕掛けが視聴者の興味を惹きつけています。軍艦島(端島)の栄枯盛衰を背景にした壮大な物語も、高い評価を得ている理由の一つです。テレビウォッチャーのくのいちこさんは、「一人ひとりのキャラクターが際立っており、現代パートの謎解き要素も魅力的」と分析しています。
「おむすび」に足りないものとは?
一方、「おむすび」は、橋本環奈さん演じる主人公・結のギャル嫌いの理由が不明瞭なまま物語が進行するなど、登場人物の背景描写が不足している点が指摘されています。くのいちこさんは、「視聴者が感情移入できるようなキャラクターの掘り下げが足りない」と指摘し、高橋文哉さんや横浜流星さんのような華のあるイケメン俳優の起用も提案しています。
橋本環奈
九州を舞台にした2つのドラマ、今後の展開に期待
「海に眠る~」は長崎、「おむすび」は福岡と、どちらも九州を舞台にしたドラマです。現時点では「海に眠る~」の評価が高いようですが、「おむすび」が巻き返しを図れるか、今後の展開に注目が集まります。 「海に眠る~」では、軍艦島の歴史の謎や、いづみの正体など、多くの伏線が回収されることが期待されています。
「海に眠る~」の今後の展開に期待が高まる一方で、「おむすび」も今後の巻き返しに期待したいところです。それぞれのドラマがどのように視聴者を引きつけていくのか、見守っていきましょう。