複数の女性への性加害疑惑報道を受け、週刊文春との訴訟を終結させた松本人志氏。年明けの芸能界復帰を目指すとされていますが、いまだ沈黙を貫き、波紋が広がっています。
記者会見拒否の姿勢に批判の声
訴訟は双方合意の上で終結したものの、当初X(旧Twitter)で「事実無根」と主張していた松本氏自ら訴訟を取り下げた形となったことに、世間からは疑問の声が上がっています。多くの報道関係者から記者会見の要望が寄せられているにも関わらず、11月15日、代理人弁護士が所属する八重洲総合法律事務所は公式サイト上で会見拒否の声明を発表。「関係者との協議及びその結果の趣旨・内容に鑑み」と説明していますが、X上では「男らしくない」「本人の口から聞きたい」「おめでたい」といった批判的なコメントが殺到しています。中には、法律事務所の対応のまずさを指摘する声も。
松本人志氏の代理人弁護士が会見拒否の声明を発表
謝罪にも疑問符、弁護士の対応にも批判
松本氏は訴訟終結に際し、「心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます」とコメントを発表。しかし、被害女性の存在を仮定するような表現に、再び批判が集まりました。さらに、裁判中には松本氏側の弁護士が被害女性について探偵を使って行動を探っていたことや、被害女性の関係者である弁護士に直接接触していたことが週刊文春に報じられています。これらの対応が裁判所の心証を悪化させた可能性も指摘されており、弁護士変更を求める声も出ていました。芸能ジャーナリストのA氏(仮名)は、「裁判における弁護士の戦略は、時に繊細なバランス感覚を必要とします。過剰な調査や接触は、逆効果になることもある」と語っています。
松本氏の真意はどこに?
別の芸能ジャーナリストB氏(仮名)は、法律事務所の発表は松本氏の意向を反映したものであろうと推測。「弁護士サイドが芸能界復帰の道筋を立てることはない」とし、会見を開くか否かは松本氏自身が決めることだと指摘しています。法的リスクを考慮したとしても、会見で自身の心情や認識を語ることは可能であり、会見拒否は松本氏が「俺は間違っていない」というスタンスを崩していないことの表れではないかと分析しています。
沈黙を続ける松本人志氏、今後の動向に注目が集まる
過去の不倫発言との矛盾
2023年6月、『まつもtoなかい』で松本氏は不倫報道が出た際の対応について「『とうとうバレたか~』と言って逃げたろうかな」と発言していました。今回の騒動でも同様の姿勢を続けるのか、今後の動向に注目が集まっています。 料理研究家のC氏(仮名)は、「公の場で発言する際には、言葉の重みを意識する必要があります。過去の軽率な発言が、現在の状況をより複雑にすることもある」と警鐘を鳴らしています。
真摯な対応が求められる
沈黙を続ける松本氏。芸能界復帰を目指すのであれば、疑惑に対する明確な説明と真摯な対応が求められるでしょう。