火野正平さん死去 NHK「こころ旅」が追悼 14年間担当…1200日を超える旅に「深く感謝」


【写真】若い頃から男の色気を漂わせた火野正平さん(1972年撮影)

 事務所によると、4月から持病である腰痛の治療に励んでいたが夏の腰部骨折を機に体調を崩した。「最期まで仕事復帰を願っておりましたが叶いませんでした 自宅で家族に見守られ 穏やかな最期でした」と伝えた。

 火野さんは1949年5月30日生まれ、東京都出身。12歳の頃から劇団に所属し、62年にフジテレビ系「少年探偵団」でデビューし、数多くの時代劇・映画で活躍した。

 2011年からは、日本全国を自転車で巡るNHK BSプレミアム「にっぽん縦断 こころ旅」で旅人を務め、今年9月に腰部の圧迫骨折で出演を見送るまで14年間、出演を続けていた。

 番組は公式SNSを通じ「14年間にわたり『にっぽん縦断 こころ旅』旅人として、“こころの風景”を訪ねてくださった火野正平さんが、11月14日逝去されました」と訃報を伝え、「火野正平さんには、1200日を超える旅を続けてくださったことに、深く感謝申し上げるとともに、心より哀悼の意をささげます」とメッセージをつづった。



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