兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦知事が、11月18日夜にYouTubeチャンネル「ReHaQ リハック」に出演し、選挙戦を振り返る生配信を行いました。2時間以上にわたる対談の中で、選挙終盤に話題となった相生市長の「机バンバン」騒動についても言及しました。
疑惑告発から政策論まで、2時間超の濃密トーク
今回のYouTube生配信は「斎藤元彦vs高橋弘樹 再選から一夜…兵庫県これからどうなる？」と題し、疑惑告発文書問題に端を発した批判や、県議会での不信任決議、自動失職からの出直し選挙など、選挙戦の裏側について赤裸々に語られました。後半1時間では、今後の兵庫県政についての政策論も展開され、視聴者にとって貴重な情報源となりました。
相生市長の「机バンバン」騒動とは？
選挙終盤、県内22市の市長が斎藤知事の対抗馬である稲村和美氏への支持を表明するという異例の事態が発生。7市長が会見を開いた席で、相生市の谷口芳紀市長が斎藤知事を激しく批判し、複数回にわたり机を叩く様子が動画で拡散され、大きな波紋を呼びました。
兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦知事
斎藤知事、相生市長を「いい人」と擁護？
高橋氏との対談中、兵庫県西部の話題になった際、高橋氏が「相生って、こういうことやってた人が…」と机を叩く仕草をすると、斎藤知事は「それはちょっと…よく知ってますね」と笑いながら反応。そして、問題の谷口市長について「すごいいい人なんですよ、いいおじさん」と意外なコメント。高橋氏が「なかなか迫力がある。あの人、いい人なんですか！？」と驚くと、斎藤知事は重ねて「いい人、いい人」と強調しました。
「びっくりしましたけどね」と本音もチラリ
一方で、動画を見た時の感想を聞かれると「びっくりしましたけどね」と笑いながら語り、「僕は、あっ叩いてると思いましたけど…」と本音を覗かせる場面も。騒動については一定の理解を示しつつも、その迫力には驚いた様子でした。
今後の兵庫県政に注目
今回の選挙戦を振り返り、様々な意見が飛び交う中、斎藤知事の今後の県政運営に注目が集まります。YouTube生配信での発言からも、県民の声に耳を傾け、より良い兵庫県を目指していく姿勢がうかがえました。
この度の兵庫県知事選、そして相生市長の一件は、地方自治のあり方について改めて考えさせられる出来事となりました。今後の動向に、引き続き注目していきましょう。
