「私は今回、学生たちの集会の取材をしましたけど、日本と中国の緊張が高まっている中で、『カメラの前で顔を出して訴えることは避けたい』という声が複数あったんですね。世界平和とか反戦という言葉って、私は当たり前の事だと思うんです。ただこうした、当たり前のことであっても、はっきりと言いづらい空気が今はあるんだ、ということに、ショックを受けました」
【画像あり】ミスター慶應と“腕組みデート”するTBS女子アナ
このTBS・山本恵里伽アナの発言が物議を醸している。
高市早苗首相の“台湾有事発言”をきっかけに、日中関係は一気に悪化している。政治、経済、そしてエンタメ業界でもその影響が響いていることを、連日、報道番組を中心に取り上げられている。
「そんななか、11月29日、山本アナが司会を務める報道番組『報道特集』に生出演。同番組でも日中関係について取り上げ、タレントの中国でのイベントが中止になっていることや今後起きる日本書籍の出版への影響、レアアース輸出規制への危惧などの現状を伝えました。
山本アナは、同月26日に行われた首相官邸前で日中の平和と対話を求める集会を行った学生たちを取材、冒頭の意見を述べました。視聴者からは賛否両論の声が寄せられています」(スポーツ紙記者)
こうした学生たちの姿勢について山本アナが所感を述べたのが、冒頭のコメントだった。現在この所感が、ネット上では激しい賛否を巻き起こしている。山本アナの発言に賛同する声もあれば、誹謗中傷のような言葉まで飛び出して非難する声も、SNSでは散見される。
だが同番組では、山本アナと一緒に番組に出演する村瀬健介キャスターも、「存立危機事態という概念は、いわば歯止めになるとても重要な概念」とし、高市首相の“台湾有事発言”からは、「どこに歯止めがあるのか全く見えてこない」と厳しく糾弾している。なぜ、山本アナの発言だけが注目されてしまったのだろうか。
「山本さんは、2025年7月に参議院選挙の大きな論点となる『外国人政策』について特集を組んで放送した際、これまでは注目されていなかった強硬な主張が注目度を急に高め、排外的な言葉がSNS上であふれかえる様子を『そういった現実に正直すごく戸惑いを感じています』と指摘。その際も、この山本アナのが述べた所感が、一部から批判されていました。
今回の放送での『反戦という当たり前のことを言いづらい風潮にショックを受けた』というコメントは、現場を取材したアナウンサーの思いとしては、至極当然のように思えます。しかし、今回も『外国人問題』特集の際と同じ文脈の中で、所感を述べること自体に批判が向いてしまっているのでしょう」
番組として取り上げた問題について、女性アナウンサーだけが個人攻撃されるようなことだけはあってはならないだろう。






