兵庫県知事選挙(11月17日投開票)で “出直し選挙” に臨み、再選を果たした斎藤元彦知事は、19日、再選後初めて兵庫県庁に登庁した。
午後からおこなわれた就任会見では、パワハラの有無に関して「私自身たしかに一部不適切な行為をしたということはありますけども、あくまでいい業務、県政をしていきたいというなかで、業務上の指導やいろんな注意を厳しくさせていただいたということはあると思う」と述べた。パワハラと指摘された行為自体を否定することはなかった。
また、兵庫県議会調査特別委員会(百条委員会)から、11月25日に出頭要請されていた斎藤氏は、この会見で「政府主催の全国知事会議があるため、出席が難しい」と話した。百条委員会は斎藤氏の欠席届を受理している。
そうしたなか、いまX上では、斎藤氏の知事前任中と選挙期間中につけていた腕時計の変化が話題になっている。
政治担当記者がこう話す。
「斎藤知事は、出直し選挙前は高級腕時計『ロレックス オイスターパーペチュアル デイト』をつけていました。しかし、選挙期間に入ると、左腕には『カシオ コレクション』という、“チープカシオ” とも呼ばれる2000円台の黒色の腕時計をはめていたのです。
また、19日の初登庁の際は、同じ『カシオ コレクション』と思われる時計をしていただけでなく、仕事カバンではなく、紺色のトートバッグを肩にかけながら、待ち構えていた人と握手をかわしていました」
Xには、この腕時計に関して、斎藤氏の“庶民派アピール”を疑う声があがっている。
《でも以前、Rolexしてたような… 選挙用のイメージ戦略?》
《ワロた。斎藤元彦知事がまたロレックスをつける日はいつだ。知事在任期間中はカシオでいてもらいたい。。》
《街宣の時はロレックスじゃなくてカシオになるのか》
《ロレックスが問題なんじゃなく。選挙になったら、わざわざ2千円の時計にはめ変えた事が面白いなぁと思ってですね。。 まぁ、わざわざ半額弁当を選挙戦の最中はアップする候補者もいますしね》
腕時計を変えたくなるほど、気持ちに変化があったのだろうか。