SNSで絶大な影響力を持つ暴露系インフルエンサー「Z李」が逮捕され、ネット界に激震が走っています。90万人以上のフォロワーを誇り、公営ギャンブルの予想や有名人・企業のスキャンダル情報を発信していた彼ら。一体何が起きたのでしょうか？jp24h.comでは、今回の事件の背景や「SNSマフィア」の実態について徹底解説します。
逮捕の経緯と「Z李」の正体
2022年11月、ある男性宅への住居侵入容疑で、会社役員の田記正規容疑者(43歳)と澤口孝侑容疑者(38歳)ら5人が警視庁に逮捕されました。彼らは「Z李」というアカウント名で活動していたとされ、その実態が明らかになりつつあります。
住居侵入イメージ
関係者によると、「Z李」の運営は主に田記容疑者と澤口容疑者が行い、田記容疑者が投稿内容を指示し、澤口容疑者が実際の投稿作業を担当していたとのこと。田記容疑者の許可なく投稿できない厳格な体制が敷かれていたようです。
「SNSマフィア」という闇：その巧妙な手口
警視庁は、田記容疑者らがSNSを通じた脅迫行為、いわゆるトクリュウに関与していた疑いについても捜査を進めています。その背景には、「SNSマフィア」と呼ばれる恐喝グループの存在が浮かび上がっています。
SNSマフィア イメージ
他の暴露系アカウント運営グループの関係者によると、「SNSマフィア」は企業から個人まで幅広いターゲットに、知られたくない情報を暴露すると脅し、金銭を要求するといいます。5件以上のタレコミが寄せられると信憑性が高いと判断し、裏取り調査を行うという徹底ぶりです。
彼らの手口はデジタル時代を反映した巧妙なもの。まず暴露を匂わせる投稿を行い、ターゲットに接触。「情報を拡散されたくなければ金を払え」と、秘匿性の高いメッセージアプリで交渉を進め、大金を脅し取ります。一回の取引で数千万円を稼ぐこともあるといいます。
情報社会の影に潜む脅威：摘発が急務
「SNSマフィア」は、情報社会の影に潜む新たな脅威と言えるでしょう。匿名性の高いインターネット空間を利用し、巧妙な手口で金銭を搾取する彼らの存在は、社会全体にとって大きな問題です。
インターネットセキュリティ専門家、佐藤一郎氏（仮名）は、「SNSマフィアによる被害は増加傾向にあり、早急な対策が必要です。個人情報の管理を徹底するとともに、不審なメッセージには決して応じないことが重要です」と警鐘を鳴らしています。
今回の一連の事件は、SNSにおける情報発信の倫理や責任について改めて考えさせられる出来事です。今後もjp24h.comでは、この問題を注視し、最新情報をお届けしていきます。
