台湾が野球の国際大会「プレミア12」で劇的な初優勝を飾り、一夜明けた台湾は、まさに祝賀ムード一色に染まっています。2024年11月24日、東京ドームで行われた決勝戦で宿敵日本を4-0で下し、WBC、オリンピックと並ぶ野球三大国際大会の頂点に初めて輝いたのです。この歴史的勝利に、台湾中が歓喜に包まれています。
歴史的勝利に台湾全土が熱狂!
決勝戦の模様はテレビやインターネットで中継され、多くの台湾国民が固唾を飲んで見守りました。「東森新聞台」では瞬間最高視聴率が10.18%、「緯来体育台」でも10%を超える高視聴率を記録。各地で開催されたパブリックビューイング会場も熱気に溢れ、まるでスタジアムにいるかのような興奮に包まれていました。
alt パブリックビューイングで台湾代表を応援する市民
トレンドマイクロが粋な計らい!台湾社員に臨時休暇プレゼント
台湾に本社を置くコンピューターセキュリティー大手のトレンドマイクロは、この歴史的快挙を祝し、台湾の全社員に25日を臨時休暇とすることを発表しました。台湾出身の陳怡樺CEOの粋な計らいに、社員からも喜びの声が上がっています。深夜に人事部からのメールで休暇を知った社員は、最初はフィッシング詐欺かと思ったというエピソードも。それだけ予想外のサプライズだったのでしょう。
祝勝セールやイベントも続々開催!
台南市議会では、国民党の市議が台湾風フライドチキンや卵、アイスクリームを市民に振る舞い、喜びを分かち合いました。民進党の黄偉哲市長もこの祝福ムードに参加し、一体感を高めました。
コンビニやスーパー、飲食店なども優勝記念セールを展開。街の至るところでセール情報が目に飛び込んできます。まさに台湾全体がお祭り騒ぎです。
代表チーム凱旋帰国へ!桃園国際空港で盛大な出迎え
代表チームを乗せた航空機は25日夜に桃園国際空港に到着予定。空港では放水アーチで選手たちを出迎える準備が進められています。国民的英雄たちの帰国に、更なる盛り上がりが期待されます。
プレミア12優勝は台湾野球の新たな金字塔!
今回のプレミア12優勝は、台湾野球界にとって大きな一歩となるでしょう。若い世代の野球への関心が高まり、未来のスター選手が生まれるきっかけとなるかもしれません。台湾野球のさらなる発展に期待が寄せられています。