「命をなんだと思ってる」闇バイト逮捕者が明かした杜撰すぎる「強盗」指示…「人の頭にハンマーをフルスイング」の戦慄


【画像あり】逮捕された坂井田容疑者の “相撲少年” 時代

「3人は共謀し、千葉県船橋市の70代男性宅の勝手口の窓ガラスをハンマーで破壊、侵入しようとした疑いです。音で起床した男性から『なにやってんだ、この野郎』と怒鳴られ、逃走していました」(事件担当記者)

 坂井田容疑者に関しては、もともと九重部屋の所属力士だったことを本誌が報じている。最高位は前相撲のみで、番付には載っておらず、正確には力士とは言えないが、土俵での活躍を目指して稽古を積んでいたことは間違いない。

 2011年7月が最終場所となり、角界からは姿を消すが、それから13年後、逮捕された容疑者の首には「殺」の入れ墨が彫られ、衝撃的な姿を見せていた。

 この事件の数日後に発生した東京・練馬区で起きた強盗傷害事件でも、18歳の男は実行役として、坂井田容疑者は運転手役として逮捕されている。

 3人は、事件の経緯をすんなり自供しているという。闇バイトに応募した理由は「金が欲しかった」。バイト元からは “数万~数十万円の報酬” と伝えられていたが、誰も報酬を受け取っておらず、タダ働きでの逮捕となった。驚くべきは、彼らが口にした「杜撰すぎる」指示役の命令だ。

「逮捕された闇バイトグループは、匿名性の高い通信アプリ『シグナル』でやりとりしていました。応募当初は『荷物を運ぶ仕事』『詐欺で金を持ち逃げした家に盗みに入る仕事』など別々の仕事を指示されたようです。

 千葉の事件の犯行直前、現場近くの商業施設でハンマーと粘着テープを購入するよう指示があり、『一軒家に押し入って、住人を縛りあげ、金を奪って指示役に電話しろ』、さらには『人がいたら頭をハンマーでフルスイングしろ』と強盗を命じられたと話しています」(同)

 人命をあまりに顧みないうえ、雑すぎる強盗指示に、Xでは怒りの声が渦巻いている。

《言われただけで人のアタマ、フルスイングできるのか? 殺せと言われているのと同意だが…殴るケルの経験が少なすぎてやっちゃうのか? どうなるかを判断できないのかなあ》

《治安はどこに行ったんだ(泣)》

《マンガの世界じゃないんだから。命をなんだと思ってるんだろう。ホントこういう事件困るわぁ。》

《まるでゲームみたいな感じで強盗が行われていて怖い。》

 今回、ハンマーは人の頭にフルスイングされなかったものの、次の事件では振り下ろされるかもしれない。明らかに凶悪化する強盗の恐怖に、日本全土が怯えている。



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