世田谷区のコンビニで発生した強盗致傷事件。犯人の全身に施されたタトゥー、そして特徴的な“割れた舌”が世間を騒がせています。わずか500円ほどの食料品を盗み、追いかけてきた店員に重傷を負わせた男の素顔に迫ります。
事件の概要:500円の窃盗から暴力へ
11月15日、世田谷区のコンビニエンスストアで強盗致傷事件が発生しました。犯人の越前谷真将容疑者(49歳、無職)は、パン2個とコーヒー1本(合計約500円)を盗み逃走。追いかけてきた30代の男性店員に複数回の頭突きを浴びせ、左顔面に全治2週間の打撲傷を負わせました。
alt: コンビニ強盗の犯人、越前谷真将容疑者の顔写真。全身タトゥーに割れた舌が特徴。
当初は店員の呼びかけに抵抗する様子もなく穏やかに話していたという越前谷容疑者。しかし、突如として暴力を振るい、商品を落として逃走しました。その特徴的な容姿から、近隣住民の間ではすぐに身元が特定され、逮捕に至りました。
容疑者の特徴:全身タトゥー、そして割れた舌
越前谷容疑者の最大の特徴は、後頭部から全身を覆うタトゥーです。顔にも蛇のようなタトゥーが彫られており、さらに舌は“スプリットタン”と呼ばれる2つに割れた状態。その異様な風貌は、近隣住民の間でも知れ渡っていました。
事件現場となったコンビニエンスストアでは、左目にアザが残る店員の姿が確認されました。事件について尋ねると、「…いえ、この傷は壁にぶつけたもので…。事件が起きたのが、このコンビニかどうかもわからないです…」と、言葉を濁すばかりでした。
容疑者の住居:家賃3万9000円のマンション
越前谷容疑者の住まいは、事件現場から徒歩約7分、家賃3万9000円ほどの築40年のマンション。外国人居住者も多く、住民のほとんどは容疑者の存在を知っていました。「見た目は怖いですが、『おぁよう』みたいな巻き舌で気さくに挨拶はしてきました。駅前の交番で警察官と話し込んでいるのも見ました」と、同じマンションの住人は語っています。
alt: 越前谷真将容疑者が住んでいたとされるマンション。築40年、家賃3万9000円ほど。
捜査の現状と今後の見通し
現在、越前谷容疑者は警察の取り調べに対し黙秘を続けているとのこと。動機や背景については未だ不明な点が多く、警察は引き続き捜査を進めています。今回の事件は、些細な窃盗から重大な傷害事件へと発展したという点で、社会に大きな衝撃を与えました。今後の捜査の進展が注目されます。