心霊スポット巡りのバイク旅。ワクワクする冒険の始まり……のはずが、一歩足を踏み入れた途端、恐怖で身動きが取れなくなることも。今回は、元ブラック企業社員で、現在はバイク系YouTuberとして活躍するまめCHANNELさんが体験した、神奈川県の有名な廃トンネルでの恐怖体験をご紹介します。恐怖と好奇心が入り混じる、戦慄の夜を覗いてみましょう。
ブラック企業を辞めて、心霊スポットへ
まめCHANNELさんは、残業月100時間以上のブラック企業を退職後、YouTubeの世界へ飛び込みました。アマチュアレーサーの経験を活かし、バイクで心霊スポットを巡る旅を企画。しかし、その旅は想像を絶する恐怖体験の連続となるのでした……。今回は、彼の著書『会社を辞めてバイクにまたがり今日も会いにいく 日本一周心霊ノ旅』(KADOKAWA)から、特に印象的なエピソードを抜粋し、ご紹介いたします。
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ゼロ磁場の廃トンネル:恐怖の始まり
関東地方の心霊スポット巡りの第一歩として、まめCHANNELさんが選んだのは神奈川県にある有名な廃トンネル。通称「お化けトンネル」と呼ばれるこの場所は、ゼロ磁場と呼ばれる特殊な場所。方位磁石が狂い、霊が集まりやすいとされています。トンネル建設中の事故や近隣で起きた殺人事件など、様々な要因が絡み合い、この場所に独特の陰鬱な雰囲気を作り出していると言われています。さらには、肝試しに訪れた人が行方不明になったという噂も……。
初めての心霊スポット訪問に不安を抱えながらも、日本一周バイク旅のスタートとして、まめCHANNELさんはこの地を訪れる決意を固めました。
大山阿夫利神社:旅の安全祈願
厚木市に到着したまめCHANNELさんは、昼間の心霊スポットは雰囲気が出ないだろうと考え、大山阿夫利神社へ立ち寄ることにしました。パワースポットとして名高いこの神社で、旅の安全を祈願するためです。
15分ほどの急な階段を登り、ケーブルカーに乗り換え、山頂付近の下社に到着。広々とした境内と立派な赤い社殿に、神聖な空気が漂います。しかし、本社まではさらに徒歩90分かかることを知り、諦めの早いまめCHANNELさんは下社での参拝を選択。お賽銭を投げ入れ、両手を合わせ、心から祈りました。「どうか呪われませんように」と。
廃トンネルへの恐怖と不安
いよいよ廃トンネルへ。到着した瞬間、まめCHANNELさんは恐怖に襲われます。「もうやめよう、心霊スポット巡りは終わりにしよう。神社仏閣巡りのチャンネルにしよう……」そう真剣に考えるほど、異様な雰囲気に包まれていたのです。
次回、いよいよまめCHANNELさんは恐怖の廃トンネルへと足を踏み入れます。一体そこで何が待ち受けているのでしょうか?乞うご期待!