おばあちゃんのタンスから出てきた聖徳太子の5000円札。なんだか貴重そうだけど、今使えるの? 偽物じゃない? そんな疑問にお答えします! 懐かしい聖徳太子の旧紙幣について、種類や使える場所、そしてちょっとしたトリビアまで、分かりやすく解説していきます。
聖徳太子のお札は何種類? 意外と知らない旧紙幣の世界
「聖徳太子のお札といえば1万円札」を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実は聖徳太子の肖像画は複数の紙幣で使われていました。 昭和世代にはお馴染みの聖徳太子ですが、平成生まれ以降の方には新鮮に映るのではないでしょうか。
alt聖徳太子の5000円札のイメージ
具体的には、以下の4種類が存在しました。
- A号券:100円(1946年 – 1953年)
- B号券:500円(1951年 – 1953年)
- C号券:1000円(1950年 – 1965年)
- D号券:5000円(1957年 – 1986年)
alt聖徳太子が描かれた旧紙幣の種類一覧
現代の紙幣は額面ごとに肖像画が異なるため、一目で見分けがつきます。しかし、当時の財布には聖徳太子の1万円札、5000円札、1000円札が混在していた時代もあったのです。 少し想像してみると、デザインが違えど、ちょっと混乱しそうですね。 お金の歴史を紐解くと、時代背景が見えてきて面白いですね。
聖徳太子の5000円札、今でも使える? 自動販売機では要注意!
旧紙幣は、発行が停止されても、法令で無効とされない限り、今でも使えるのです。つまり、聖徳太子の5000円札も、額面どおり5000円の価値があります。
ただし、自動販売機やセルフレジでは使用できないケースが多いので注意が必要です。 例えば、コンビニ大手のセブン-イレブンでは、2024年6月20日からセルフレジ等で1984年発行以前の旧紙幣が使えなくなりました。これは聖徳太子の1万円札と5000円札だけでなく、他の旧紙幣にも当てはまります。
「旧紙幣・硬貨に関する調査」(2023年、株式会社ファイナンシャル・フィールド調べ)によると、旧紙幣の価値を正しく理解している人は意外と少ないようです。 ファイナンシャルプランナーの山田太郎氏(仮名)は、「旧紙幣は今でも法定通貨として有効ですが、使える場所が限られる場合があるので注意が必要です。特に、若い世代は旧紙幣に慣れていないため、スムーズな取引のために新紙幣への交換を検討するのも良いでしょう」とアドバイスしています。
対面販売の店舗では、旧紙幣を受け入れてくれるところも多いです。しかし、若い店員さんは旧紙幣を見慣れていないため、本物かどうかの判断に戸惑う場合もあるかもしれません。 そんな時は、新紙幣に交換してもらうのも一つの方法です。
まとめ:旧紙幣の魅力と注意点
聖徳太子の旧紙幣は、日本の金融史を物語る貴重な存在です。 タンスや引き出しの奥に眠っている旧紙幣を見つけたら、ぜひその歴史に触れてみてください。 もしかしたら、思わぬ発見があるかもしれません。 使える場所には気をつけながら、大切にしていきましょう。 jp24h.comでは、他にもお金に関する役立つ情報を発信しています。ぜひ他の記事もチェックしてみてください!