FC大阪、花園第2グラウンド改修計画を大幅見直し!50億円規模から大幅減額、寄贈は2028年へ

FC大阪がホームタウンの東大阪市に寄贈予定の花園ラグビー場第2グラウンドの改修計画が大幅に見直されることになりました。当初、J3公式戦開催可能な50億円規模の計画でしたが、資金調達の難航を受け、観客席5,000席以上は維持しつつ、電光掲示板などの設備を簡素化することで費用を圧縮。寄贈時期も2028年3月〜6月に延期される見通しです。

費用圧縮で現実的な計画へ!FC大阪の新たな挑戦

FC大阪は2019年11月、老朽化した花園第2グラウンドを改修し、東大阪市に寄贈する計画を発表しました。当初案では、約1,300席の観客席を5,000席以上に増設し、電光掲示板、照明、屋根などを設置することで、Jリーグ公式戦開催可能なスタジアムを目指していました。

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しかし、50億円規模の費用が必要となることが判明し、FC大阪にとって大きな負担となっていました。資金調達も難航したため、計画の見直しを余儀なくされました。

5,000席は確保!簡素化で実現を目指す

今回の見直しでは、観客席数は5,000席以上を維持するものの、電光掲示板などの設備を簡素化することで費用を大幅に圧縮。より現実的な計画へと変更されました。具体的な設備の内容については、現在も東大阪市と協議中とのことです。 スポーツ施設建設に詳しいA大学 B教授は、「費用を抑えつつも、5,000席以上の観客席を確保することは、FC大阪の将来的な成長を見据えた上で、非常に重要な決断と言えるでしょう。」と述べています。

寄贈時期は2028年に延期、FC大阪のJ2昇格への道は?

当初、2021年12月を予定していた寄贈時期は、新型コロナウイルスの影響もあり、2023年3月に延期されていました。今回の再協定では、さらに延期され、2028年3月〜6月となる見込みです。

FC大阪は2025年シーズンもJ3で戦うことが決定しており、東大阪市の暫定的措置として、花園第1グラウンドを公式戦で使用予定です。しかし、今後の寄贈時期が守られなければ、暫定的措置の継続が難しくなる可能性も示唆されています。

地域活性化への期待!新たなスタジアムでFC大阪の未来を描く

花園第2グラウンドは、全国高校ラグビー大会の試合会場としても使用されていますが、観客席の老朽化が課題となっていました。FC大阪による改修・寄贈は、地域活性化への貢献も期待されています。 スポーツジャーナリストのC氏は、「新たなスタジアムの完成は、FC大阪のファン・サポーターだけでなく、地域全体にとっても大きな喜びとなるでしょう。J2昇格を目指すFC大阪にとって、新たなホームスタジアムは大きな力となるはずです。」と期待を寄せています。

FC大阪の新たなスタジアム計画は、地域とクラブの未来を繋ぐ重要なプロジェクトです。今後の進展に注目が集まります。