昨今、世間を騒がせているインフルエンサー集団「Z李」と、問題児ラッパー「RYKEY DADDY DIRTY」(下田ムトアリツキー容疑者)の逮捕劇。一体何が起こったのか、その真相に迫ります。
Z李とRYKEY、渋谷ライブハウスに乱入!逮捕の経緯
2024年12月4日、警視庁は建造物侵入の疑いでZ李グループのリーダー・田記正規容疑者ら10名を逮捕しました。その中には、お騒がせラッパーとして知られるRYKEY DADDY DIRTYこと下田ムトアリツキー容疑者の姿も。事件は昨年12月、渋谷区のライブハウスで起こりました。対立するヒップホップグループのイベントに、Z李メンバーがチケットを購入した上で無断侵入したというのです。
Z李とRYKEY DADDY DIRTYの逮捕劇に関するニュース記事
下田容疑者を含む2名は、セキュリティスタッフへの暴行容疑でも逮捕されました。被害者への怪我はなかったものの、ライブハウス内は騒然となりました。
怒号飛び交う現場の緊迫感
事件発生当時、ライブハウス内は騒然としていました。「オイ、こっち来いよ、ゴラァ!」「お前、シャブやめろ!」といった怒号が飛び交い、観客によって撮影された動画は瞬く間にSNSで拡散されました。動画には、マイクを握って叫ぶ「舐達麻」のメンバーや、ステージに近づこうとする下田容疑者の姿が捉えられています。
逮捕劇の背景にある因縁とは?
実は、下田容疑者と「舐達麻」の間には深い因縁がありました。かつては親交があった両者ですが、「舐達麻」が発表した楽曲の歌詞をめぐり、下田容疑者が「これは俺へのディスだ」と反発。これが両者の関係悪化につながったとされています。
RYKEY DADDY DIRTYの手売りイベントの様子
ヒップホップシーンに詳しい音楽評論家の山田一郎氏(仮名)は、「ヒップホップの世界では、ディスり合うことは珍しくありません。しかし、今回の事件は度を越しており、両者の対立がいかに深刻であったかを物語っています」と語ります。
3年前からの繋がり…Z李とRYKEYの関係
下田容疑者とZ李グループの繋がりは、約3年前まで遡ります。当時、グレーゾーンだった「脱法大麻」の即売会を下田容疑者が行った際、Z李のアカウントで大きく宣伝されていたことが注目を集めました。今回の逮捕劇は、警視庁がZ李グループへの捜査を続ける中で明らかになったものです。
まとめ:今後の展開に注目
今回の事件は、ヒップホップシーンだけでなく、インフルエンサー文化にも大きな波紋を広げています。今後の捜査の進展、そして両者の関係の行方に注目が集まります。