歌手で女優の中山美穂さんが亡くなったことを受け、中山さんとのコラボシングル「世界中の誰よりきっと」が大ヒットしたロックバンド「WANDS」の元ボーカル・上杉昇が6日、自身の所属レーベルの公式Xで中山さんを悼んだ。
上杉は「中山美穂さん。私にとって人生の恩人の1人であります。急な悲報に触れ、ただただ驚き愕(がく)然とするばかりです。一緒に歌ってくださったこと、ありがとうございました」と感謝。続けて「そして表現者としての数えきれない日々を、本当にお疲れ様でした。今はただ、心より御冥福をお祈りいたします」とつづった。
1992年「中山美穂&WANDS」として発売した「世界中の誰よりきっと」は、作詞を上杉と中山さんが、作曲を織田哲郎が担当したラブソング。累計売り上げ200万枚を超える大ヒットとなり、同年のNHK紅白歌合戦にも出場。中山さんの代表曲のひとつになった。
報知新聞社