中山美穂さんが54歳という若さでこの世を去ってから一夜明けた7日、妹であり女優の中山忍さんは深い悲しみに暮れながらも、葬儀の準備など、現実的な対応に追われています。この記事では、中山忍さんの様子や今後のドラマ出演予定などについて、詳しくお伝えします。
中山忍さん、憔悴した様子で自宅マンションを訪問
12月7日午後、中山忍さんはワンボックスカーで美穂さんの自宅マンションに到着しました。報道陣に深々と一礼するも、言葉を発することなく、マンションの中へと入っていきました。約1時間後には葬儀社関係者が到着し、忍さんと葬儀の段取りなどについて話し合ったとみられます。葬儀社関係者によると、忍さんは憔悴しきっていたとのことです。
中山忍さんが美穂さんの自宅マンションを訪れた際の写真
葬儀は家族葬で行われ、喪主は忍さんが務める予定です。前日の6日にも、忍さんは訃報を受けてすぐに美穂さんの自宅マンションに駆けつけ、悲しみの対面を果たしていました。警察は死因解明のため、8日に解剖を実施する予定です。
強い絆で結ばれていた仲良し姉妹
3歳違いの美穂さんと忍さんは、幼い頃から非常に仲の良い姉妹でした。一緒にピンク・レディーの歌を歌ったり、美穂さんが自転車をこぎ、後ろに忍さんが乗ったりと、楽しい思い出をたくさん共有していたそうです。大人になってからも、ショッピングや食事に出かけるなど、姉妹の絆は固いものでした。
美穂さんは自身のSNSで度々忍さんとのツーショット写真を投稿し、「ぶーちゃん」という愛称で呼んで可愛がっていました。「忍が妹で本当に良かった」と綴ったこともあり、妹への深い愛情が伺えます。
忍さんもまた、姉である美穂さんを深く慕っていました。美穂さんがフランスに移住した際には何度も訪ね、ライブでは「お姉ちゃん!頑張って!」と声援を送っていたそうです。
中山美穂さんと中山忍さんのツーショット写真
今年3月には、自身のコンサート準備中に美穂さんが訪ねてきて励ましてくれたエピソードをSNSで明かし、「うちのお姉ちゃんはピンチのときに“今は立ち止まるときじゃないよ”と、どーんと背中を押してくれた」と感謝の気持ちを綴っていました。
今後のドラマ出演はどうなるのか
美穂さんは来年1月期のテレビ朝日ドラマ「家政夫のミタゾノ」にゲスト出演する予定でした。テレビ朝日は今後の対応について「番組制作の過程は従来お答えしていません」としています。また、1月期のフジテレビドラマ「日本一の最低男」にも出演が決まっており、一部撮影も行われていたとのこと。今後の対応が注目されます。
深い悲しみを乗り越えて
最愛の姉を失った中山忍さんの悲しみは計り知れません。関係者によると、忍さんは人前では気丈に振る舞っているものの、深い悲しみに暮れているとのことです。今後の対応が注目される中、忍さんがこの悲しみを乗り越えられるよう、多くの人々が温かく見守っています。