ウクライナのゼレンスキー大統領は8日午後、2022年2月から始まったロシアの全面侵攻によるウクライナ兵の死者数について「4万3千人」と明らかにした。負傷者への医療サービスの提供は「37万件」に上るという。
ゼレンスキー氏は今年2月下旬、ウクライナ兵の死者数について「3万1千人」と初めて公表していた。10カ月足らずで1万2千人が新たに犠牲になったことになる。
ただ、これらの数字が安否不明者を含んでいるかははっきりしない。英誌エコノミストは24年11月までの推計値として、死者数は「6万~10万人」と報道している。
朝日新聞社