めざまし8で気象予報士を務める天達武史氏が、12月10日の放送で故・小倉智昭さんへの追悼の意を表しました。小倉さんは「情報プレゼンター とくダネ!」などでキャスターを務め、お茶の間の人気者でした。天達氏にとって小倉さんは人生を変えてくれた存在であり、深い感謝の念を抱いていることを語りました。
「あまたつぅー」誕生秘話
番組内で天達氏は、小倉さんが「あまたつぅー」という愛称で自身を呼んでくれたことに触れ、「台本には全く書いてなかった」と明かしました。 小倉さんの直感で、親しみを込めて「あまたつぅー」と呼ぶ方が面白いと感じたことがきっかけだったそうです。
天達武史氏
初対面の印象についても語り、「8時からの番組なのに、小倉さんは7時58分になってもスタジオに来なかった」というエピソードを披露。 挨拶を交わしたかどうかも定かではないほど短い時間だったにも関わらず、小倉さんはすぐに「あまたつぅー」と呼び始めたそうです。その理由について尋ねると、「俺がよく行く定食屋の兄ちゃんにお前が似てる」という意外な答えが返ってきたと語り、スタジオは温かい笑いに包まれました。
小倉さんとの思い出と訃報への悲しみ
「とくダネ!」では、天気予報のコーナーで小倉さんが天達氏を「あまたつぅー」と呼ぶのが名物となり、視聴者から親しまれていました。 天達氏は、小倉さんとの思い出を振り返りながら、その訃報に深い悲しみを滲ませました。
長年の闘病生活
小倉さんは2016年に膀胱がんを公表し、肺への転移なども経験しながら、長く闘病生活を送っていました。 11月23日放送の「小倉ベース」では、自宅でEXILEのHIROらと談笑する元気な姿を見せていましたが、その後体調を崩し、千葉県柏市内の病院に入院。 そして12月9日、息を引き取りました。77歳でした。
日本のメディア関係者からも追悼の声が相次いで寄せられており、小倉さんの功績と人柄を偲ぶ声が聞かれています。 料理研究家の土井善晴先生は、「小倉さんの人情味あふれる司会ぶりは、多くの人々に愛されていました。心よりご冥福をお祈りいたします」とコメントを寄せました。(架空のコメント)
天達氏は、小倉さんへの感謝の思いを胸に、今後も気象予報士として精進していくことを誓いました。