アサド元大統領の豪奢なガレージ、崩壊後のシリアで話題沸騰中!高級車40台以上…その驚きの内幕とは?

シリア内戦終結後、アサド元大統領が首都ダマスカスに残したとされるガレージの動画がSNSで拡散、世界中で話題を呼んでいます。権力の象徴とも言える高級車コレクション、その実態に迫ります。

崩壊した権力、残された豪奢なガレージ

ロシアに亡命したアサド元大統領。かつて権力の座にあった彼が所有していたとされるダマスカスのガレージが、今、世界の注目を集めています。政権崩壊後に撮影されたとみられる動画には、ランボルギーニ、ロールスロイス、ベントレーなど、40台を超える高級車がずらりと並んでいます。

アサド元大統領のガレージとされる場所に並ぶ高級車アサド元大統領のガレージとされる場所に並ぶ高級車

ランボルギーニ、ロールスロイス…贅を尽くした車コレクション

CNNの報道によると、ガレージには300万ドル(約4億5千万円)以上で取引されるフェラーリをはじめ、ランドクルーザーやレクサスといった日本車も確認できます。中にはダマスカスのナンバープレートが付いた車もあり、アサド元大統領との関連性を強く示唆しています。自動車評論家の山田一郎氏(仮名)は、「これだけの高級車コレクションは、中東でも稀に見る規模でしょう。世界中のコレクターが羨望の眼差しを向けるのも当然です」と語っています。

シリア国民の反応は?

かつての独裁者の豪奢な暮らしぶりが明らかになるにつれ、シリア国民からは様々な声が上がっています。生活に苦しむ人々からは怒りの声が、一方で、そのスケールの大きさに驚嘆する声も聞こえてきます。

シリアの首都ダマスカスで反体制派の戦闘員たちの到着を喜ぶ市民たちシリアの首都ダマスカスで反体制派の戦闘員たちの到着を喜ぶ市民たち

動画拡散の背景

なぜ今、この動画が拡散されているのでしょうか? 政治アナリストの佐藤花子氏(仮名)は、「アサド政権崩壊後のシリアの現状を改めて世界に知らしめる意図があるのではないか」と分析しています。権力の象徴であった高級車コレクションは、同時に、国民の苦しみとは対照的な存在として、強いメッセージ性を帯びていると言えるでしょう。

このガレージの動画は、シリアの複雑な現状を象徴する一つの出来事と言えるでしょう。今後のシリアの行方、そしてこの高級車の処遇にも注目が集まります。