【単刀直言】山東昭子参院議長 変わらない国会でいいのか

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山東昭子参議院議長(春名中撮影)
山東昭子参議院議長(春名中撮影)
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 第32代参院議長に就任しました。昭和49年の初当選以来、国会で感じてきたことを踏まえ、できるだけ機能的な「良識の府」となるよう力を尽くしたい。そのために問題提起したことの一つが、首相が国政の方針を示す所信表明演説を衆院か参院のいずれかで1回にまとめるということでした。

 首相の所信表明演説は、衆院で行った後に参院でも同じ内容で行われます。ただ、どうしても参院では演説の鮮度が落ちてしまう。熱気ある国会としていくためにも、衆参の国会議員が一つになって首相の気合の入った演説を聞き、それぞれが代表質問をしてもよいのではないでしょうか。

 過去には小泉純一郎政権下で衆参の演説の一元化を目指したことがありましたが、実現には至りませんでした。議事の在り方や両院の伝統、プライドもあるのでしょう。しかし、世の中が刻々と変わる時代に、国会だけがいつまでも同じでいいのでしょうか。

 国会のペーパーレス化の議論もそうです。今はパソコンなどの情報通信機器を使って簡単に情報共有ができます。それなのに、わざわざ紙の議事録を求める必要がありますか。情報がすぐ入る手段があるにもかかわらず、印刷のために時間やお金をかけることは果たしてベストなことでしょうか。手間とお金をかけることは、誰も喜びませんよね。コストを下げる点において、できることはどんどん解決していってほしいです。

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