中山美穂さんが12月6日、渋谷区の自宅マンションの浴槽で亡くなっているのが発見されました。享年54歳。突然の訃報に、日本中に衝撃が走っています。所属事務所は12月8日に公式サイトで「検死の結果、事件性はなく、入浴中の不慮の事故によるもの」と発表しました。一体、彼女に何が起きたのでしょうか。
バーニング提供の自宅マンションで
報道によると、中山さんは渋谷の繁華街にある商業ビルの一室で暮らしていました。このビルは、大手芸能プロダクション「バーニング」グループの関連会社が所有しています。関係者によると、この部屋は2014年に中山さんが辻仁成さんと離婚し、フランスから帰国して芸能活動を再開する際に、バーニングパブリッシャーズから提供されたといいます。
中山美穂さん
当時、中山さんは音楽家の渋谷慶一郎氏と交際し、半同棲状態にありましたが、フランスの息子さんの元へ行き来するなど不安定な生活を送っていたといいます。「真剣に仕事に取り組むためには、安定した住居が必要」というバーニング側の配慮で、約70平米の部屋が提供されました。中山さんの好みにリフォームされ、仕切りのない広々とした空間になっていたそうです。彼女はここに10年近く暮らし、気に入っていたといいます。家賃は、中山さんの印税と相殺される形で支払われていたようです。
辻仁成さんとの結婚、パリ移住、そしてバーニングとの関係
中山さんは2002年、32歳で辻仁成さんと結婚し、翌年にはパリに移住しました。この時、既に決まっていた仕事をキャンセルせざるを得なくなり、当時の所属事務所に大きな迷惑をかけてしまったと言われています。そのため、芸能活動を再開するにあたって、バーニング社長の周防郁雄氏に謝罪する必要があったという話も聞かれます。
しかし、周防氏本人はこの件について、「(中山さんとの思い出は)うーん…」と言葉少なに語り、謝罪に来たかという質問にも「僕んところには来てないねぇ」と否定しました。真実はどうだったのでしょうか。
孤独な最期、そして残された謎
中山美穂さん。数々のヒット曲やドラマで一世を風靡したトップスターは、渋谷の自宅マンションで、静かにその生涯を閉じました。入浴中の事故死という突然の最期に、多くのファンが悲しみに暮れています。
中山美穂さんの自宅
バーニングとの関係、パリ移住の真相、そして孤独な最期…。様々な謎が残されたまま、彼女の輝かしい人生は幕を閉じました。心よりご冥福をお祈りいたします。