ロシア新興財閥オリガルヒ、オレグ・デリパスカ氏。その名は「アルミ王」として世界に轟き、巨万の富を築き上げてきました。しかし、その富の裏には、ウクライナ復興事業への関与やプーチン大統領との蜜月関係といった、様々な憶測が飛び交っています。jp24h.comは、デリパスカ氏の知られざる日本の隠れ家を発見。その実態に迫ります。
静岡・伊東の豪邸、その全貌とは?
デリパスカ氏の隠れ家とされるのは、静岡県伊東市にある海沿いの大豪邸。鉄の扉と生け垣に囲まれ、プライバシーは厳重に守られています。敷地面積は約5500㎡、延べ床面積は約420㎡という広大な敷地を誇り、地下1階地上2階建ての豪華な造りとなっています。近隣住民の話では、年に数回ほどデリパスカ氏が訪れているようで、謎に包まれた存在感を放っています。
伊東の豪邸
登記簿上、この別荘の所有者はセーシェル共和国の企業となっています。さらに、デリパスカ氏は東京・渋谷区の一等地にも2軒のビルを所有していることが判明。世界的なビジネス拠点として利用されている可能性も考えられます。
デリパスカ氏、その人物像と日本との繋がり
ソ連崩壊後の混乱期にアルミ会社を設立し、巨額の富を築いたデリパスカ氏。大の日本好きとしても知られ、伊東の別荘や渋谷のビルに世界の要人を招き、ビジネスの相談をすることもあるそうです。
著名な国際政治学者、佐藤健氏(仮名)は、「デリパスカ氏はラブロフ外相と親密な関係にあり、プーチン大統領を支持することで自らの地位を保っている」と指摘しています。プーチン政権を経済的に支えるオリガルヒの中でも、デリパスカ氏は欧米諸国から経済制裁を受けているものの、日本の資産凍結リストには含まれていません。
日本を拠点としたビジネスの可能性
デリパスカ氏が日本の資産凍結リストから外れている理由として、木材貿易への関与が考えられます。ロシア産木材は日本の禁輸リストに入っておらず、デリパスカ氏を通じてプーチン大統領へ資金が流れている可能性も否定できません。
プーチン大統領とデリパスカ氏
現在、日ロ間の直行便は運休中ですが、船舶での来日は入国審査が比較的容易であるため、デリパスカ氏が日本をビジネス拠点として利用している可能性は高いと、前出の佐藤氏は分析しています。 経済制裁の網を潜り抜け、日本でのビジネスチャンスを狙うオリガルヒ。その真の目的とは一体何なのでしょうか。
謎多き豪邸、その背後に潜む巨額の富
伊東の豪邸、渋谷のビル、そしてプーチン大統領との蜜月。デリパスカ氏の行動は謎に包まれています。jp24h.comは今後もデリパスカ氏の動向を注視し、その真相を追求していきます。