【政界徒然草】公明・赤羽国交相起用でうごめくポスト山口代表レース

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公明党中央幹事会であいさつする山口那津男代表(左奥)。右手前は石井啓一幹事長代行=9月19日、東京都新宿区の公明党本部(春名中撮影)
公明党中央幹事会であいさつする山口那津男代表(左奥)。右手前は石井啓一幹事長代行=9月19日、東京都新宿区の公明党本部(春名中撮影)

 公明党が山口那津男代表(67)の後継候補育成に動き出した。19日の中央幹事会で、石井啓一前国土交通相(61)を幹事長代行に起用することが決まった。将来の「党の顔」となることを見据え、要職で実務経験を積ませる狙いがある。石井氏の後任である赤羽一嘉国交相(61)を起用した裏には、党勢拡大の思惑も見え隠れする。

石井氏を党務で「育成」

 「幹事長代行は、党運営の実務を幹事長とともに担う重要な立場だ。これまでの閣僚経験を生かしてもらいたい」

 山口氏は19日の中央幹事会後、記者団に石井氏を幹事長代行に据えた狙いをこう説明した。歴代最長の3年11カ月にわたり国交相を務め、党務に復帰した石井氏の処遇は、今後の党体制の方向性を暗示する。

 旧建設省出身の石井氏は平成5年に衆院初当選。財務副大臣や党政調会長を歴任し、国交相としても手堅い仕事ぶりが評価されてきた。

 今回の閣僚交代は在職期間が長すぎるという理由だけではない。石井氏は党の要職経験が十分といえず、支持母体である創価学会の幹部は「『ポスト山口』の1人として育成モードに入った」とみる。

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