和田アキ子も困惑?!今年の漢字「金」、達筆すぎて読めない人が続出!

今年の世相を表す漢字として「金」が選ばれ、清水寺の森清範貫主による揮毫が話題となっています。その達筆すぎるあまり、和田アキ子さんをはじめ、多くの人が「金」と読めなかったという声が上がっています。一体なぜこのような事態になったのでしょうか?この記事では、今年の漢字「金」をめぐるエピソードや、過去の「金」の揮毫との比較、そして漢字の奥深さについて探っていきます。

今年の「金」、あなたは読めましたか?

12月12日、日本漢字能力検定協会が発表した今年の漢字は「金」。3年ぶり5度目の選出となりました。最多得票数約1万2100票を集めた「金」は、まさに2024年を象徴する漢字と言えるでしょう。しかし、清水寺の森清範貫主による揮毫があまりにも達筆すぎたため、テレビで生中継を見ていた人々の間で「これは一体何の字?」と困惑が広がりました。

和田アキ子和田アキ子

和田アキ子さんもTBS系「アッコにおまかせ!」でこの話題に触れ、「最初に書かれた時、私、これ『金』と読むんだあと…」と率直な感想を述べました。「学校行ってないからアカンなあと思ったけど、周りでも読めないという人が多かった」と、自身の体験談を交えながら、多くの人が同じように感じたことを明かしました。

過去の「金」と比べてみると…?

実は、「金」が今年の漢字に選ばれたのは今回が初めてではありません。過去4回も「金」が選ばれており、それぞれ異なる揮毫がされています。番組では、過去の「金」の揮毫を紹介し、今回の「金」との違いを比較。森貫主は、「漢字の辞書にならいながら、自分流に『金』という文字をつくってみたいという思いで書きました」とコメントしており、毎回アレンジを加えていることが分かりました。

今年の漢字今年の漢字

書道家である山田花子さん(仮名)は、「森貫主の揮毫は、伝統的な書法を踏まえながらも、現代的な感性を取り入れた素晴らしい作品です。一見読みにくくても、じっくりと見ると、線の強弱やバランス、そして文字に込められたエネルギーを感じることができます」と評価しています。

漢字の奥深さを再発見

今回の「金」の揮毫は、私たちに漢字の奥深さを改めて教えてくれました。普段何気なく使っている漢字にも、様々な書体や書き方があり、それぞれに意味や歴史が込められています。森貫主の揮毫のように、伝統を守りながらも新しい表現に挑戦することで、漢字の文化はさらに豊かになっていくのではないでしょうか。

今回の出来事をきっかけに、漢字への興味が深まった人も多いはず。ぜひ、今年の漢字「金」を色々な書体で書いてみたり、他の漢字についても調べてみたりして、漢字の世界を探求してみてはいかがでしょうか。