俳優の稲垣吾郎(51)が、10日放送のTBS系「櫻井・有吉THE夜会」(木曜後10・00)に出演し、「嵐」の櫻井翔(43)と番組で初めて共演しました。この中で、稲垣さんと櫻井さんは、それぞれ自身の所属した、またはしているグループであるSMAPと嵐について、互いの「印象」やパフォーマンス、活動の「忙しさ」など、率直な思いを語りました。
櫻井・有吉THE夜会に出演した俳優の稲垣吾郎
櫻井翔が語るSMAPの「オーラ」と「個性」
櫻井さんはSMAPについて、「SMAPの皆さんが5ショットそろった時のオーラというか、それぞれの醸す雰囲気っていうのが凄い。テレビ画面を通してでも伝わるものがある。ご本人は自覚ないと思うんですけど。普段、コンビニとか行ってるのかなって」と、その圧倒的な存在感に言及しました。
稲垣吾郎の反応と嵐への印象
これに対し稲垣さんは、「それさ、嵐なんだから。同じ」と苦笑いしながら応じました。続けて嵐の印象として、「僕も嵐だなとか、芸能人だなとか、5人そろうと魅力だなと思ったり。特にパフォーマンス面では、自分たちにないものだったから」と、後輩グループの高い完成度を評価しました。
SMAPは「バラバラ」、嵐は「ぴったり」?対照的なスタイルの分析
稲垣さんはさらに率直な意見として、「嵐って歌も上手だし、踊りも上手だし。振り付けもぴったり合ってるし」と述べた後、自身のグループについて「SMAPなんかバラバラだったから」と語ると、櫻井さんは思わず苦笑しました。稲垣さんはそれを見て、「笑った!」と楽しそうに反応していました。
振付師がSMAPに見た「色の出し方」の重要性
櫻井さんは自身のデビュー当時を振り返り、興味深いエピソードを明かしました。「僕、言われてたんですよ。デビューしてすぐくらいの時に、当時の振付師の人にSMAPを見ろって。ああやって個性が、それぞれの踊りにあるってことがどれだけすごいことかって言われていて。集団として完璧に合わせるだけでなく、個々の『色を出す』っていうのが重要なんだと、SMAPの姿を通して教えられました」と語りました。
稲垣の謙遜、櫻井の尊敬の念
この振付師からの言葉を聞いた稲垣さんは、「それしかできなかったんだと思うよ、僕らは」と謙遜しました。一方で櫻井さんは、「ご本人はバラバラだっておっしゃるかもしれないですけど、後輩としてはああいう風に色を出すっていうのは、まさにSMAPの皆さんを見て学んだというか、背中を見ていた」と述べ、先輩グループへの尊敬の念を示しました。
全盛期の「忙しさ」は同じだったのかという問い
さらに稲垣さんは、「SMAPが一番忙しい時と、嵐が一番忙しいってどれくらいの違いがあったんだろうね。同じだよね」と、日本のトップアイドルとして活動のピークを極めた時期の状況について問いかけました。櫻井さんも「近い感じだったんじゃないかと想像してました」と応じ、稲垣さんも「だよね」と同意し、両グループの共通点を確認する一幕もありました。