ロシア西部のクルスク州に配置された北朝鮮軍兵士の銃器誤射でロシア軍8人が死亡したと、共同通信がウクライナ国防省情報総局の話として16日報じた。
【映像】戦車から降りた後に右往左往する北朝鮮軍と推定される映像
共同通信によると、情報総局関係者は北朝鮮軍兵士が14日、ロシア部隊の車両に銃器を誤射し、8人が死亡したと主張した。現在、情報総局はクルスクに配置された北朝鮮軍の動向を無人飛行機(ドローン)を通じて監視している。
共同通信は「このような情報総局の主張が事実なら、ロシア兵士と北朝鮮兵士の間の言語の壁が作戦遂行の障害になっている証拠だ」とし、「両国の軍隊間の指揮命令系統がまともに作動しなかった可能性もある」と分析した。
これに先立ち、ウクライナのゼレンスキー大統領は14日の定例演説で「我々はロシアが北朝鮮軍を自分の部隊に統合し、クルスク内の戦闘に投入し始めたという情報をすでに持っている」とし、「ロシアがクルスク地域に駐留している韓国軍を攻撃するために北朝鮮軍を初めて投入し始めた」と明らかにした。