茂木敏充外相は22日のNHK番組で、大枠合意した日米貿易交渉について「農産品、工業品を含めてバランスがとれ、日米双方にとってウィンウィンとなる成果を上げたい」と述べた。
米国側が日本の自動車に追加関税を発動する可能性については「(米国側と)信頼関係に基づいて協議をしてきた。今後のことに懸念を持っているということは全くない」と強調した。
安倍晋三首相とトランプ米大統領はニューヨークで開かれる国連総会に合わせた日米首脳会談で貿易協定に署名する方向で調整している。茂木氏は「大詰めの作業を行っており、最終合意に向けてよいところまできている」と展望を語った。